富山遠征第7弾 山の神隧道 古き神の名の隧道編

ついにその姿を見せた今回の主役。

神の名を冠する隧道です。

登場の仕方としては抜群ですね。

振り返るとこんな感じです。

意外だったのは轍が隧道前まで続いていたという状況です。

この隧道を見に来るためにわざわざ?

それともたまたまこの轍ができたのが最近だっただけ?

謎は深まります。

なかなか歴史のありそうな石碑ですが読むことはできませんでした。

家紋らしきものもありますね。

十字紋のように見えますが、薩摩島津家の丸二十字ではなく丸から離れているので、本当に十字架のように見えます。

ちょっとアンブレラ社を思い出しましたよ。

この紋をひねると奥からデザートイーグルが出てくるみたいな。

そして右を向けばこの光景。

ここに来たくて始めた富山遠征。

感動の瞬間です。

山の神隧道(やまのかみずいどう)

1964年竣工、総延長225m。

新山の神トンネルが1430mですから、かなり上った位置にあることがわかります。

そしてその第一印象はやはりその狭さ。

モータリゼーション全盛期の生い立ちが伝わります。

そしてこの隧道の最大の見所はこの扁額。

こいつはあるあるですけど、これだけ堂々とっていうやつです。


山の神隋道

隋じゃない・・・!

隧だよ・・・!

隧道入口付近のひび割れはなかなかやばそうなレベルです。

これは崩落してきてもおかしくはないですが、さすがに今この瞬間ということはないでしょう。

それは天文学的な運の悪さですから。

とりあえずお邪魔します。

隧道内は舗装はされているのですが、土砂の流入によってほぼダートな状況です。

ぼっこぼこなので足首に注意して入洞します。

鉄板の構図。

そしてそら土砂も入るよねという光景です。

しかしいい景色だなぁ。

雨の時に流れ込んだであろう土砂は結構奥まで続いています。

しかしそもそもそこまで短い隧道ではないので、ちゃんと舗装路は姿を現しました。

泥濘に伸びる一本の轍。

この細さはチャリですね。

未だにこの隧道は車両を通しているのか。

感慨深いものがあります。

ダートエリアをクリアしました。

それではここからはノンフラッシュで闇を楽しむとしましょう。

実際の暗さはこんな感じです。

しかしやはりこれだけ暗いとぶれるな。

長さゆえか蝙蝠さんはおられませんでした。

そうこうしているうちに反対の光が近づいてきました。

225mは短いとは言えませんが、決して長い隧道でもありません。

こうなると気になることは一つ。

こちら側がどうなっているかだ!

この道往けば act2

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