国道27号旧道 丹後街道 新道ー安賀里 前編

明けましておめでとうございます!
謹んで新年のお慶びを申し上げます!
今年も毎年恒例、三重県になんかしてたんですがね。
今年は三賀日しか休み取れなかったので、ほぼほぼ行動範囲は嫁の実家周辺しか動けず探索は出来ませんでした。
まぁメインがこっちなのでそこに文句はございませんが。

しかしその道中は話が別!
ちょっとだけ寄り道させてもらいましたので、それもぼちぼち公開しますね。
まずはローカルなやり残しを浚えてからだ!
去年急増した旧国道27号レポ、いってみよう!
さて、長閑な風景から2019年最初のレポもスタートとなります
ここがどこかと言いますと、地図を見たほうが早いです。
国道303号から国道27号敦賀方面にショートカットするように伸びる県道の入り口。
この県道には国道27号旧道疑惑がありました。

しかし前回のレポで新たな可能性が示されたのです。
それがこちら。

どうもこれっぽい!!

しかし現在は道がない区間も散見されます。
今回はこの道筋を出来る限り辿るのが最大の目的。
まずは行ってやろうじゃないか。

早速本来の道がない

かつてはもっと緩やかに分岐し山沿いを進んでいた。
もしくは分岐自体がもっと東にあって山沿いに橋が架かっていた。
その二択だったと思われます。
後者の可能性が高いかな。
橋が架かっていたらあの辺りでしょうが、川自体に手が入りすぎて痕跡は期待できません。
反対側、公園みたいになってるもんなぁ。
ちょっと怪しい場所はあるんですけどね。
確定とは言いづらいな。
地形的には十分ありえると思います。
そして水利施設の脇を道はすり抜けます。
航空写真を見る限り、この辺りは旧道で間違いないと思われます。
さすがに山が削られるほどの土地改修があったようには見えませんし。

めっちゃ一連の道っぽい!!

丹後街道の道の細さだ!
この街道跡をそのまま使った道幅、すごく納得できます。
ただの住宅街の道とはちょっと違うんですよね。
うねりとか若干の広さとか。
この辺はなんかちょっと怖かった(笑
両側水路だったからかな。
なんか妙なドキドキがあったのを覚えてます。
この集落のメインストリートとして機能しています。
まさにかつての街道の役割ですね。
圧迫感!!
狭さとしてはそれほど変わってないんですが、道にせり出す軒先の圧迫感が凄い。
道に歴史を感じます。
やばそうな雰囲気になっても持ち直すのが街道や古道のしぶとさです。
まぁしぶといから街道や古道となりえているとも言えますが。
先ほどの場面もやばいかなと思いましたもん。
しかし順調に道は続いております。
地形に沿うのは水平レベルだけではありません。
垂直レベルでも地形に沿っています。
要するに上下にもうねってます。
山の尾根が集落に緩やかに影響している。
昔ながらの山との結びつきですね。
そしてここで遂によくわからないポイントが現れました。
直進すれば行き止まり、右折が怪しいんですが状況としてはこんな感じです。
位置としては右折の細い道かなぁ。
しかし急すぎる気もします。
ここはまだ要一考です。
分かれ方こそ違和感ありましたが、辿り始めてみれば同じような雰囲気です。
やはりここが一番可能性高いか。
完全に消えている可能性もありますが。
街道筋の証、神社!
ただ集落の奥には往々として神社はあるものなので、これが証拠とはなりませんが。
ここは集落の神社にしては大きすぎる気もします。

天満宮(てんまんぐう)

こうしてみても非常に整備が行き届いた、田舎の集落にあるものとは思えない神社です(失礼)。
これはやはり謂れがある由緒正しい街道筋の神社ではないでしょうか。
杉の大木も見事です。
神社を過ぎても地図で見るより直線的に旧道は延びていきます。
これはやはり現地で見た甲斐がありましたね。
もっと継ぎ接ぎなのかと思ってました。
しかしここで遂にやってきます。
致命的な場面!

こりゃダメだ!!

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