新保橋

最近、嶺北レポさぼってるだろ

実はこのブログ読んでるなんてちっとも知らなかった仕事関係のお友達から、そんな突込みを受けてしまいました。
更新はフェイスブックでお知らせしてるので、そこから読まれてたみたいですが・・・。

痛いとこ突きますね(汗。
確かにここ最近、嶺北エリアから興味が薄れていたのは事実です。
しかし決して探索外だというわけではない!
まだまだチェックしたければならないところはあるのです。
つうか別件で嶺北行き過ぎて、探索する気力がなかなか湧かないんだよ!

しかしそこまではっきり言われたらやってやろうじゃないか。
久々の嶺北。
レポスタート!

しっぶい橋!

ここは越前市(えちぜんし)、旧武生市(たけふし)のエリアです。
もともと武生市は長らく県内第2位の都市だったこともあり、非常に古い歴史があります。
かつては越前の国府が置かれ、府中という別名があるほどです。
現在は市町村合併の影響で、福井市⇒坂井市⇒越前市⇒敦賀市⇒鯖江市の順ですけどね。
人口的には。
まぁそれはおいといて。
この橋、実は以前から気になっていました。
実はこの道、国道8号の旧道を踏襲した県道です。

福井県道28号福井朝日武生線

(ふくいあさひたけふせん)

福井市の駅前大通を起点に越前町を経由し越前市に至る路線。
朝日は旧朝日町(あさひちょう)ですね。
越前市内では大部分が国道8号旧道を踏襲しています。
川の名前は吉野瀬川(よしのせがわ)、九頭竜川水系の一級河川です。
まぁなんで正面回らないかというと、車が途切れないんですよ。
交通量はかなりのもんです。
というわけで対岸の下流側へ移動します。
桜はもう散っちゃいましたが、きっと美しかったことでしょう。
いい土手ですね。
ここでお名前判明。

しんぼはし

ひらがな先に出ちゃいましたね。
漢字は大体想像できますが。
上流側へ移動し欲しかった情報ゲット!

昭和30年竣工

思った以上に古かった!
昭和に限らず橋は年代でその印象ががらりと変わりますよね。
昭和20年代はまだ戦争の傷跡の残る時期、それが昭和30年代となると高度経済成長の始まりという印象があります。
何しろ昭和30年といえば自由民主党が結党し、55年体制が始まった年ですからね。
その時代を感じます。
そしてこっちが上流側。
穏やかですね。
街中の川の雰囲気が漂っています。
こういう川の雰囲気好きだわぁ。
山の荒々しい川も好きですが、街中でも緑を失わない川も大好きです。
ですよね。
この辺りの町名でした。

新保橋

お名前は平凡です。
やはり気になるなのは、なぜここだけ改修されていないのかという点。
他は軒並み改修されているのに、ここだけは決して若くない還暦オーバーがそのまま残っています。
なぜなんでしょうね。
そしてなにげに欄干も特徴的ですね。
このほとんど空間がない感じ。
妙な圧迫感があります。
旧国道8号ですから、当然古い橋は多くあったはずです。
しかし今や50年越えの橋はここだけ。
時代の流れは残酷ですね。

旧国道8号唯一の生き残り

恐らくその余命は長くないでしょう。
しかしできることなら末永く活躍して欲しいものです。

以上、新保橋編

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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