若狭幹線林道 Revenge 後編

標高は下がりましたが、山頂の景色が最高とは限りません。
中腹の景色も極上でございます。
道のレベルはむしろ中編から悪化してる気が・・・
道がより3Dな感じ。
いやもともと3Dなんですが。

確実に荒れてるね。

これはこちらから人が入っていないということ。
このまま数年もすれば立派な事実上の廃道です。

なんか出た!

これはいったんここで別の林道に移行するということか。
なかなか乗り継ぎが難しいですね。
この地点にあった看板。
振り返って撮影しています。

なるほどこの林道は尾根越えするものだったんですね。
今回は北側半分だけ利用させていただきました。
看板中央を横断する道が、我らが若狭幹線林道です。
アクセス路として使わせていただいたこの道の名は・・・、

林道宮川内外海線(みやがわうちとみせん)

小浜市宮川地区と内外海半島の根元を繋ぐ林道ということで、このお名前。
今回はこのうち終点側半分を利用させていただいたわけです。
残り半分もいずれレポしますよ!
そしてどうもここ最近名前が変わったらしいこの林道。
宮川村が小浜市に編入されたのは昭和30年なんですが・・・。
元はどういう名前だったのか気になります。

そして次はこの道が気になるよね。

この道の正体は国道162号志積トンネル(しつみトンネル)の旧道。
つまり左へ行けば小浜方面、右へ行けば敦賀方面となります。
僕としては当然右へ行きたいわけですが・・・。
右・・・。

さすが旧道だな!!

廃道に片足突っ込んでる現役道。
一般車の通行はほとんどなさそうな気配です。
下れば下るほどヤバくなるってあんまりないんだけどなぁ。
ついに山並に隠れて海が見えなくなってきました。
かなり標高が下がってきたということですね。
そこそこに荒れた路面を下り続けると、磯の香りを感じました。
やはり海は近いです。
なんか山肌も荒れている気が・・・。
間伐材が散在してるんですが・・・。

最終盤はなかなかハードル高ぇ・・・

現役でいいんだよな・・・?

抜けた!!

けど予想通りバリケード。
やっぱり通行止めの道だったか。
こちら側には何の案内もなかったってことは、こっちから降りてくる想定は無かったってことか。
看板が逝ってる時の不安感たらないよね。
まぁでも通れますよ。
ギリギリではありますが、普通車でも行けます。

この旧道は国道162号現道には(敦賀方面には)繋がらず、このような本気の封鎖にぶつかります。
八代第一トンネル(やしろだいいちトンネル)と奈胡崎トンネル(なこざきトンネル)の旧道区間ですが、ここはいずれじっくり取り上げましょう。
チャリがいるよチャリが。
これが今回の探索区間。
前後の林道網と合わせて、なかなか楽しめました。

実際はまだこんなに残ってるんですけどね。

やはり中間部の土砂崩れが痛いなぁ。
通行止めが無ければ、端から端まで一発で行けるのに。
まぁなんにせよ、次回はもっと奥まで攻めてみたいと思います。
今年中にもう一回行けるかな?

以上、若狭幹線林道 Revenge編

この道往けば act2

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