椿峠 Reverse編
椿峠(つばきとうげ)
こちらの会社の倉庫へのアクセス路が現在の旧道のメインの役割でしょうか。
それもなんか虚しいな。
こういう使われ方は旧道としてはよくある形ですし。
旧道ではよく見るタイプのゲート。
開けたら閉めるが鉄則です。
てぃーだくん入院の為、代打のライフちゃん。
意外とこういう探索ではありがたい。
馬力はないけど、小回り抜群です。
旧道は意外にも舗装を保ったまま伸びています。
ただ僕の読みではこの旧道の命は残りわずかなはず。
ほらね。
道が途切れた。
ここまでは予想通り。
そしてその切れ方も・・・、なんだけど・・・。
バッサリ
思った以上に一刀両断されてるな。
ここだけ見たらここで道が終わっていたと言われても納得しそうです。
踏切以外でこんな近くで現役路線の線路を見たのは初めてかも。
鉄な趣味はありませんが、やはりこれはこれでテンションあがります。
あ、もちろん線路内には立ち入ってませんよ。
美浜側(小浜方面)、単線がまっすぐ伸びていく。
やっぱり美しい景色ですねぇ・・・。
対して敦賀側。
こちら当たり前のように線路が続きます。
そういやここに立ってるの見られて大丈夫なんだろうか。
立ち入り禁止とは書いてありませんでしたが、通報されても困るので早めに探索を進めましょう。
痕跡発見!!
鉄道には要らないガードレールがこちらと同じレベルに設置されています。
ちょうど反対側で坂道が始まるあたりですね。
この辺りがかつての踏切と考えて間違いないでしょう。
つまりはこういうこと
緩いカーブを描いて鉄道を渡っていたのでしょう。
この時代の写真ないかなぁ。
さて、そろそろ戻りましょう。
この光景が一番好きだなぁ。
昔ながらの光景がよく残っています。
こちらが2年前の探索時の写真。
そういや木材が撤去されてますね。
変化としてはそれくらいです。
まぁここが大きく変わることは、今後小浜線がどうにかならない限りないでしょう。
路肩には草薮いちごが自生して花をつけています。
これはあんまり美味しくないやつや・・・。
いちごを見てる場合ではない!
この左の擁壁の上を覗いていかねば!!
擁壁の上は溜め池でした。
確かにこれは危ない。
ここで遊んではいけません!!
しかし重要なものは池ではなく、この後ろに隠れていました。
常夜灯
街道筋に置かれた街灯の一種。
これを狙った趣味の人もいるくらい、素晴らしい逸品です。
さすがは丹後街道、常夜灯も立派なものです。
常夜灯わきにあったお地蔵様。
これで椿峠は見落としがない限り、全ての探索を終えることができました。
かつては国境となった小さな峠。
今もそこには歴史の欠片が眠っています。
以上、椿峠編
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