熊谷峠 後編

トンネルは別世界への入り口

このトンネルを抜けた先には別世界が待っています。

前編はひたすら山の道。

後編は・・・、

海が牙をむく!!

上も下も同じ道。

そう、つまりここは・・・

教科書通りの九十九折れ区間!!

これは一度は通らなきゃならん道でしょう!

気合入ってるぜ!!

そして道まで狭くなる。

険道を究めてるなぁ。

あまり知られてないのがもったいない。

抉ってます。

抉ってますよ。

大小含め8つのヘアピンがあるこの区間。

これは3つ目です。

カーブミラーを使ってみる(笑)

これも悪くない?

ちなみにヘアピン以外はこんな道。

右側のスース―感が半端ない。

直線で100m程の距離で250mの標高差を埋めているので、致し方ない状況ですね。

そりゃ九十九折れにもなるよねぇ。

たっけぇえ・・・

300m先は海。

ヘアピンカーブの先がこんなけ見通せるって凄いな。

ちなみに向こうに見える尾根は南越前町。

丁度この谷筋が市境となっています。

鬱蒼とした中でのヘアピン。

この辺りでは勾配もかなりのものです。

上りならFF車は結構苦労するかも??

降りてくれば九十九折れの感覚は広まってきます。

現役の建物も現れてきて、残りはあと少し・・・。

ヘアピンも最後の追い込み!!

勾配も気合入ってるなぁ。

最後まで気を引き締めていかねば一回で曲がりきれません。

あと1回。

海側が開けてきました。

解放感がいいですね。

あんなに低く見えていた海がもうすぐそこに。

九十九折れって近年は減りましたが、やはり昔からの人間の知恵ですね。

素晴らしいです。

そしてこれが最後のヘアピン。

実際は交差点になっているのでそこまでヘアピン感はありません。

数年前まではここも普通のヘアピンだったんですが・・・。

その変貌の理由は・・・、

起点がバイパス化したから。

国道305号越前バイパス(えちぜんバイパス)

これにより狭溢区間が解消され、越前海岸における移動時間短縮につながりました。

港情緒は薄れましたけどね・・・。

改良続く国道305号の定めか。


さてこれで、福井県道4号熊谷峠の全貌を白日の物にさらしました。

もしご興味がある方がいらしたら攻めてみてはいかがでしょうか?

飛ばし過ぎにはご用心ですが。


以上、熊谷峠編








まだ知らない福井県道4号がある!?

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