石川遠征第3弾 御所隧道 前編
第3弾となった今回の石川遠征、今回訪れたのは金沢市街地から少し離れたエリア。
本当にこんなところに廃隧道があるのかと疑ってしまうような場所です。
PC変えたら地図を入れれなくなったので急遽yahoo地図で代用。
googleマップよりpdfで出せる分、楽なんですよね。
初代ブログの恨みは一時置いておいて使えるもんは使わせていただきます。
それにしても明らかに現代的な街であることがよくわかると思います。
ここに廃隧道があるなら、その姿をぜひ拝みたい。
そう思ってここに足を運びました。
ちなみに廃隧道がある御所町は金沢市でいうとこのエリア。
金沢駅から近く見えますが、アクセスの関係でまぁまぁ時間かかります。
山際に位置している新興住宅街って感じですね。
さて、上の地図で「このあたり」と書いたのが写真の地点。
ここを左、つまり入山禁止と書かれたAバリケードの裏を道を進むことになります。
山に入るわけではなく道を辿るだけなので、今回はちょっくらスルーさせていただきましょう。
この正面の道も気にはなるんですけどね。
ただこの寄り道はいろいろ命取りになりそうなんで、ちょっと置いておきましょう。
まずは本命から、おいしいものは先に食べるタイプです。
いきなり道が道じゃなくなってる・・・
こいつは厄介だ。
奥の朽ち竹を積み重ねているのはなんなんだろう。
あれが明らかに道を圧迫しています。
一応・・・、一応道はある。
けどこれ絶対後付けだろ。
本来の道は朽ち竹の下。
これはまずい展開が予想されます。
なんか上り詰めそうな雰囲気。
だってこの竹って絶対、上の竹やぶの仲間だろ。
この辺りまで生えてたやつを切った屍たち。
切り株がボコボコあるんですもん。
これ・・・、もしかして旧道なのか?
そうだとしたら俄然興味が出てきます。
しかし歩きにくい。
この竹の切り株は程よく鋭利です。
かつて明智光秀を殺した農民が使用した武器は竹槍だったといわれています。
そんな槍が地面からボコボコ生えてるわけです。
くああ!
無理だ!
撤退!撤退!!
今日は廃隧道を探しに来たんだ。
峠越えをしに来たわけじゃない!!
ここはちゃんとした装備が必要です。
またいずれ訪れるとしましょう。
おいおいおいおい・・・。
下りのほうが怖いじゃねえか・・・。
しかし隧道はどこにあったのか。
こういう場合、道が急斜面になる場所が怪しい。
このように狭い谷地では他に道を通せる場所もないため、かなり可能性は高くなります。
谷筋を考えると可能性は多くない。
その中で最も有力なのは、この仮説。
朽ち竹の下に埋まっている
そうなると当然、目は朽ち竹の奥の壁のいくことになります。
こうなってくると壁に空いている穴はすべて隧道に見えてくる。
正面の影はただの竹の隙間ですので、隧道ではありませんでした。
しかし封鎖されるにしても竹で封鎖されている隧道なんてのはなかなか見ることはできません。
この竹、上歩けそうでしょ?
一歩踏み込んでみてくださいよ。
一番下まで全身に切り傷を作りながら落下していくことになります。
朽ち竹は強度が最悪なので、絶対この上に乗ってはいけません。
しかしそんな中、僕は怪しい影を見つけます。
写真でいうと左奥。
これは怪しい!
しかし近寄れない!
一気に埋まる未来しか見えない!!
これは当たりではなかろうか・・・。
しかし、これはおそらく無理だ。
先達たちが来た時とは状況が違いすぎる。
こうなれば当然期待されるのは反対側。
踵を返すとしましょう。
ここから見ると丁度奥に隧道が見えるイメージです。
しかしこの竹、保管して何に使うんだろうか。
朽ち竹って強度もないから燃やすくらいしか思いつかないんですが。
後編は反対側へワープしてその姿を丸裸にしたいと思います。
一旦、帰還!
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