石川遠征第4弾 数瀬隧道
さて、今回の石川遠征の中でも最後の物件にやってきました。
今回の隧道はネット上で結構前に知っていましたが、正直ここを目的に来るのもなぁというレベルの隧道だと判断していました。
しかし、今回の石川遠征を機に立ち寄ってみたという隧道です。
僕のこの判断はどうだったのかは、ぜひ皆さんで判断してください。
それではレポスタート!
さて、こちらの写真が現役の新数瀬隧道、旧道探索を旨とする者にとってこれほどわかりやすい名前もないですね。
そして、手前にわかりやすく道が分かれています。
こちらに目を向けると・・・、
こんなん行くなってほうが無理でしょ!
丸見えですよ丸見え。
チェーンは張られていますが、通行止めとも立ち入り禁止とも書かれていません。
それではお邪魔いたしましょう。
振り返れば旧道に対応したカーブが見て取れます。
しかし長閑な光景ですね。
こういうところでのんびり1日過ごしてみたいです。
・・・夜はちょっと怖そうですが・・・。
旧道はカットです。
だってもう見えてますから。
ここに来て初めて車両通行止めが現れました。
徒歩なら今も現役ってことですね。
数瀬隧道(かずせずいどう)
このご時世にここまでノーガードな廃隧道も珍しい。
かつては30km/h制限だったんですね。
確かに隧道内で離合は難しそうです。
こちらの扁額はひらがな表記でした。
延長は30mほどなので、土被りもそれほど高くありません。
しかしされど30m、この30mが登るとなると牙をむく。
隧道は必要があって作られます。
昭和33年竣工
やはり還暦を過ぎているので平穏無事とはいきません。
土砂が結構崩れていますね。
ここで止まってればいいんですが・・・。
洞内は言うても30m、一瞬で終わってしまいます。
しかしやはりこの構図は良い。
これはいつどこで撮っても格好いい鉄板の構図です。
洞内はタイムカプセル。
ここだけは現役当時の面影が残ります。
しかしきれいなアスファルトですね。
新数瀬隧道の開通は平成2年。
ということは34年が経過してるはずなんですが・・・。
いい廃道だ!
ネット上で見たときは藪まみれだったんですが、刈払いがされている様子。
これは助かります。
往年の景色が目に浮かびます。
隧道を抜けた先は広いスペースがありました。
あそこに立っている白いポールは標識の残骸か?
なんの標識だったか気になるところですね。
こちらの扁額はしっかり漢字。
まぁそりゃそうか。
そして垂れた前髪がおしゃれですね。
夏場はえらいことになってるみたいですが。
この数瀬隧道、国道からも近いこともあり、この趣味にはまりかけてる方には丁度いい物件といえるのではないでしょうか。
市街地からもそんなに離れているわけではありませんし。
そういえば、この町はこのブログでは初登場となるのかな?
石川県白山市(はくさんし)
この辺りには他にも数多くの物件が眠っているので、今後よく出てくる場所となるかもしれません。
県道沿いですしね。
アクセスもしやすいかと。
またの機会をお待ちください!
以上、数瀬隧道編
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