富山遠征第7弾 山の神隧道 神へ至る道編
一度聞いたら忘れられない峠道。
山の神峠
我らが聖地、利賀村の入り口に聳えるまさに門番のような存在です。
しかし、現在の山の神峠は新山の神トンネルによってただの入り口と化しており、正直門番と呼ぶには物足りない雰囲気があります。
ならば行くしかないでしょう。
本当の「山の神」のいらっしゃる場所へ。
レポスタート!
さて、現在地は大山福光林道(おおやまふくみつりんどう)と呼ばれる道。
所謂スーパー林道の一種であり、林道としての役割よりも利賀村と平村の交通を一手に引き受ける重要な道です。
そこに先述の新山の神トンネルがあるわけですが、当然僕が目指す道もこの道から分かれることとなります。
一番上の写真にも写っていたフェンスの裏。
ここが山の神へ至る道の始まりです。
気合い入れていきましょう!
現在地はここ。
これから向かう道は一応地図にも描かれています。
目印もあるのでよく見ていれば間違えることはなさそうです。
入り口には朽ちかけた案内が立っていました。
轍もこの先まで続いています。
行けるとこまではラブちゃんで行かしてもらいましょう!
わきを固めるのは当然のごとくガードレールではなく駒留です。
この時点でかなり古い道だということがわかります。
1990年に新山の神トンネルが開通しているので、それまではこの道が平から利賀に至る唯一の道でした。
その苦労、痛み入ります。
この時点で実は何か嫌な予感を感じて、ラブちゃんを折りました。
まぁここを車が通ることはないでしょう。
そしてわかっている。
おそらくこの先は通過できない。
少なくとも四輪車では不可能だということを。
だいぶ轍が深くなっています。
これは重い車が通ったというより、道自体が緩くなっているから。
ここから先は歩いていきましょう。
きっと転回場所なんてないんだから。
歩く分にはしっかりした道です。
気持ちのいい初夏の山をハイキングさせていただきましょう。
くまさんと出会わなければ幸せな山歩きです。
ベアベルは必須ですよ。
万が一ほかの車が来ても離合できる位置まで戻したラブちゃん。
ちょっと待っててくれ。
必ず神にたどり着いて見せるからな。
ここで大きめのヘアピンカーブが現れました。
高度を稼ぐ車道としては定石の道筋を辿るようです。
気持ちいい道です。
運動不足に山歩きはきついですが、やはりこういう道は最高ですね。
息を切らしつつも、山の空気を満喫しています。
ここで自然林から人工林にシフトしてきました。
こういう道では林業が道の最後の砦となっていることも多いので、路面悪化が懸念されます。
さぁ今回はどうだ?
耐えた!
そして右側がなかなかにクリティカルなエリアに出ました。
車なら間違いなくビビってましたが、徒歩なので安心です。
木生えないところはヤバいんだよ・・・。
道自体もヤバいと認識してるようで駒留がありました。
そしてその下に見える道のいい味出してますね。
あれはスーパー林道ではないと思うんですが、地図には書かれていない道です。
舗装されてるのがまた謎ですね。
土砂崩れの跡がありましたが除去されていますね。
未だに一定数の利用があるということなのでしょう。
これはこの先の道にも希望はあると捉えて良さそうです。
若干周りの草が勢いを増してきたか。
夏場だと周りが見えないレベルまで成長するかもしれませんね。
しかし轍はいまだに残っています。
軽トラでしょうが、なかなかの猛者です。
正直、ここまで遺構らしい遺構は見つけられていません。
せいぜい駒留くらいです。
ここらで何か欲しいなぁなんて思っていたら・・・、
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