富山遠征第1弾 山の神峠

さぁやってきました!

当ブログ初遠征となる富山県!!


福井と富山は同じ北陸三県として一括りにされることが多いんですが、まぁ正直遠い。
北陸自動車道に乗っていれば着くので、行きやすいことは行きやすいんですが・・・。
福井からしてみれば、金沢より東はなんかアウェイ感あるのは事実です。

それと今回の遠征、お仕事の合間に行ったものなので無茶ができなかったのが痛いところ。
なにせ尊敬するクイッ〇氏に倣って、スーツに革靴探索なので・・・。
しかしそれでも、やれる限りはやって来た!

言い訳はこのくらいにして、早速参りましょう。
レポスタート!

利賀村(とがむら)

現在、富山県南砺市に所属するこの村。
オブローダーにとっては一種の聖地となっているといっても過言ではありません。
縦に長い村域をさらに縦に割るように流れる2本の川沿いに集落が作られたことで、村内は峠と隧道と橋のオンパレード。
全国区の知名度を持つ隧道がごろごろ狭い村内にある。
そんなオブローダーのテーマパークのような場所がこの利賀村です。
そんな利賀村はこんなとこにあります。
フリーハンドでの記入なので、ややずれはあるかもしれませんが概ねこんな感じ。
北アルプスを視界にとらえるこの辺りは白山と立山に挟まれた、山岳区間。
見るからに山深そうです。
そしてその中でも今回の目的地はここ。
西の旧平村(たいらむら)から利賀村へ入る今回のレポ。
国道156号から分かれる林道を使うのですが、今は2月。
本当に通れるかが心配です。
小さく左に「←利賀村」の看板。
ここがその林道の入り口です。
さぁ行けるか?

なんか凄いな。

本当に林道なんだよな。

国道並みの正面玄関感があるんだけど。

どういう村なんだよ。

あ、ちゃんと林道だわ。

白線ないもんね。

この先どうなるか期待が持てます。

どこのスーパー林道ですか。

この道の冬季通行止めにビビってたとか、とんだ杞憂でした。
そしてどうもここまではただの市道だったようです。
ここからが本番、林道の峠というより幹線国道の峠の匂いがプンプンしますが・・・。

大山福光林道(おおやまふくみつせん)

大規模林道大山福光線とも呼ばれますが、特にこの区間に関しては別の名で呼ばれることが多いです。
ちなみに大山は現在富山市の一部となっている上新川郡大山町(かみにいかわぐんおおやままち)、福光は利賀村、平村と同じく南砺市を形成する西礪波郡福光町(にしとなみぐんふくみつまち)のこと。

富山南部を東から西に突っ切る予定の林道ですが、いかんせん未完成のようです。
その為それぞれの区間が独立して共用され、それぞれに別名がついています。

山の神林道(やまのかみりんどう)

なんて恐れ多い名前!!
というのもここに古来から存在する峠の名前が山の神峠(やまのかみとうげ)なのですが、それにしてもすごい名前。
強烈な名前の峠は数あれど、このレベルはなかなかありません。
立山連峰と両白山地に挟まれた山域は飛越山地(ひえつさんち)と呼ばれ1000m級の山々の連なる険しい山岳地帯です。
そこに北から張り出すように存在するのが利賀村。
そりゃ峠も多くなります。
林道らしいものと言えばこの駒止くらいで、基本的には国道よりも立派な道。
つまりはレポを書きにくい類の峠(笑)。
まぁこの先にはガチ物件が山ほどあるので、ここで躓くわけにもいかないんですが。
そして反対側の山々に明確に見えるひっかき傷・・・。
あれもなかなかの場所走ってるだろ。
これだけ明確に見えるってことはそれなりの道幅はあるんでしょうが・・・。
セレナちゃんでは厳しいかな・・・。
雪崩止めの奥に分岐が見えます。
実はあれ、今回僕が探しに来たもの。
今後本格的に行うであろう探索へのパイロットレポ。
つまりあれこそが、

本来の山の神峠へと至る旧道ともいえる道。


今は完全に雪の下。
次回は必ず突入してやるからな!
そして現在の峠はトンネルとなっています。
実は旧道も・・・、まぁそれは後々のお話。
その前には雪国にはありがちな長いスノーシェッド。
近代的な峠の光景です。
そしてこれは案外珍しいスノーシェッドの途中から林道分岐。
南のマルツンボリ山(1237m)辺りまで続く林道のようです。
変な名前・・・。
日本一の高さを持つ林道橋である龍天橋(りゅうてんはし・レポ未)を持つ宮崎県西臼杵郡日之影町(にしうすきぐんひのかげちょう)と林道繋がりで利賀村は同町と姉妹提携を結んでいたりします。
う~ん、香ばしいなこの町村は。
こちらが利賀側の山の神峠への入り口。
しかし1月の探索だってのにこの雪の少なさは異常だな。
ここは全国屈指の豪雪地帯。
これは明らかに何かがおかしいですよね。
この程度だからね。
これくらいなら敦賀市街地でも積もりますよ。
まぁ僕としては助かりますけど・・・。
利賀村は高原ではありませんが、村全体が南から北に向かって傾斜がついているような状態になっています。
北の方から入る場合はそれほどではありませんが、今回のように中央部から南部にかけては他の地域と比べかなり高い位置に村域がある事になります。

つまりは峠は片峠になるということ。
もうすぐに峠道は終わります。

富山・岐阜県道34号利賀河合線

(とがかわいせん・レポ未)

世にも名高きダート主要道にぶつかって峠道は終了となります。
利賀には変わり種しかいないのか。
軒並み全て、どこかしらに特異点を抱えています。

まぁここまでは序章ですよ。
ここから道好きのワンダーランド、利賀村を紹介していきます!

以上、山の神峠編

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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