越前西部1号林道 後編

この時点で僕は、この道は別のステージに入った予感がしていました。

というのも、一段階、人の手を離れた感じがしたのです。

それは言うならば「廃」の世界に片足を突っ込んだ感覚。

これはラブちゃんで行けるのか?

この路肩の投げやりさ。

これは怖いです。

まぁまだ道幅はあるので、普通に行きますが。

なんならちょっと崖側に傾いてますからね。

いかついヘアピンです。

いつもなら喜ぶところ、しかし今はこの先の不安が勝っています。

大丈夫なんだろうな。

ここを鬼バックは避けたいところだぞ・・・。

この辺りでとある不安が心の大部分を占めていました。

ここは林道なので、当然道案内も少ない。

ナビもここを特定の道だということもない。

そして、地図読みではこの辺り非常に複雑に林道網が絡み合っている。


つまり・・・、

道間違ってないか??

1号林道は他の2本に比較して、案内が極端に少ないです。

それは作られた時期もあるのでしょう。

そして古い印象も受けます。

通行するなら気を付けた方がいいのは間違いなく1号林道でしょう。

看板あった!と喜んだら全然関係ないって言うね。

こういう時の心細さは何物にも例えようがないですね。

悪い方のドキドキです。


この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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