朽木保坂の古橋
前からこいつが気になっていたんですよね・・・。
実はこの橋も前出の檜峠編で触れてるんですが。
一度じっくり取り扱ってみたいと思った次第です。
国道303号の合流区間まであと僅かなという位置。
檜峠の麓といった感じです。
これが檜峠を源流とする途中谷川(とちゅうたにがわ)。
この本流を渡る橋がこの橋です。
ちなみに途中谷川はこのまま北上し、石田川に合流、琵琶湖を経て大阪湾へ流出します。
しかしこの橋、実は謎多き橋なのです。
なんせご覧のとおり・・・、
肝心なところが一切無い・・・!!
ゆえに竣工年も橋の名前すらも不明。
マニアックすぎて文献を漁っても出てこないんだよなぁ・・・。
しかし名無しでは呼称に困るというもの。
ここは一つ、いつも通り仮称させていただきましょう。
途中谷橋(とちゅうたにはし・仮称)
そう呼ばせてもらいます。
ちなみに河川名からの拝借です。
しかしそこはさすが現役国道橋。
補修の手は入っています。
もともと鯖街道を踏襲する国道。
歴史が違います。
個人的には昭和30年代ごろの竣工ではないかと読んでいます。
還暦あたりの風格が漂っていますからね。
戦前橋という線は薄そうです。
相変わらず親柱が前につんのめってますが、一応は大丈夫そうではあります。
しかしあなたのお名前なんなんでしょうね・・・?
六地蔵が見守る橋
それは古からここにあり、今も尚静かに生き続ける橋。
不思議な橋です。
以上、朽木保坂の古橋編
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