第2次京都遠征第2弾 菅坂峠 後編

菅坂峠

その謎はこの時点では気づきません。
ちょっと変わった峠だなってくらいです。
しかし峠が交差点になるということは、案外良くあること。
現代交通ではあまり見られませんが、古道や街道では頻出しますからね。
先ほどの峠から更に南下。
より山深く入っていきます。
ここはまだ舞鶴市。
何を隠そう右に聳える山も市境を構成する尾根ですらなかったりします。
けっこう新しいトンネルです。

菅坂北トンネル

え、なんかおかしい?
撮影位置?
こちらが旧道。
トンネルあるところに旧道有の格言どおりです。
こちらちょっと家庭の事情(笑)で本日は通れません。
しかしいずれ必ず・・・。


問題はこの旧道の地図。
ちょっと見てくださいよ、これ。
問題は旧道の先にあります。
寄って見てみましょう。
堀越峠などでも見られる新道と旧道で峠の位置を変えるという手段。
しかしここは酷い。
堀越峠では尾根沿いの新しいトンネルに峠看板をつけました。

ここは尾根どころか全く違う鞍部に移動してるじゃないか!!

やはり新道なのがよくわかります。
旧道は今も使えるようですが、夏場はなかなか素敵な整備状況のようですね。
旧道いるね・・・。
これは上から見下ろしたい構図ですよ。
近いうちに必ず行くから待ってよ!
これが市境になっています。

菅坂南トンネル

そしてここで現れるのが・・・、
封鎖もありません。
必ず近いうちに行くからな・・・。
奥が明るくなってきました。

ゴールは近そうです。


京都⇒丹波⇒丹後⇒山陰、この流れがあっているのなら。
ここも立派な街道です。
この辺のルートはあまりはっきりとわかってないんだそうですね。
ウツロギみたいな感じでしょうか。
反対側の遮断機が現れました。

ここから先は綾部市の村へ突入していきます。

絵に描いたような山間の村。
これこそ僕のイメージする綾部市の風景です(失礼)。

なんにせよ、今回は旧道を通れなかったのが痛かった・・・。
しかしまた必ず近いうちに訪れるとしましょう。
その日まで・・・。

以上、菅坂峠編

この道往けば act2

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