越前河野の謎の穴
謎の穴との出会いは唐突に訪れます。
それは家族で水仙ミュージアムに出かける途中。
ふと右を見たときでした。
当ブログではその全てをレポしてきました。
しかし、僕はこの穴を知らない！！
レポスタート！
ここは国道３０５号、南越前町旧河野村（こうのむら）の中心部、かつての村役場にも程近い中心地域です。
河野村って海沿いに村役場あったんだね。
凄い立地・・・。
奥に見えている茶色の建物が旧村役場。
現在は南越前町役場河野総合事務所ですか。
右は若狭湾を臨む公園です。
海沿いではありますが、旧河野村のメインストリートといっていいでしょう。
この穴はそんなとこに口をあけていたのです。
左は河野保育園ですね。
これが目印かな。
意識してないと気付かないもんです。
何度も通過してますが、初めて気づきましたもん。
今回は久しぶりにもったいぶりたくもなっちゃうんですよ。
何せこんな近くにこんなのがあったとは。
そろそろ振り返りましょうか？
極小の穴！！！
ここに穴を掘ってどこに行くというのか
いわゆる旧道の穴ではない。
旧道の廃隧道というのは概ね現道と平行に掘られています。
まぁそれも当たり前、目的地は同じなんですから。
しかしここは現道と垂直に穴が掘られています。
つまり別の道が分岐しているということですが、それも考えられません。
ここからこの方向に同じ高さの地面が現れるのは太平洋側に抜ける以外ありえません。
片勾配だったとしても、ご覧のとおりの等高線密集地帯。
どこかへ抜けることは考えにくい・・・。
総石造りの立派なアーチ。
これをただの防空壕に施すでしょうか。
しかし、この趣味は分かりやすい。
どこに行くか分からなければ、とりあえず入ってみればいいんですから。
即終了！！！
やはり防空壕ですかね・・・。
しかしあのアーチ・・・。
一部のすきもない行き止まりです。
大きな崩落の形跡もありません。
閉塞ではなく、もともとここまでだったと考えるべきでしょう。
そして個人的には、やはり隧道ではないと思います。
入り口からすぐさま左右に膨らむ形は隧道らしくなく、袋状の空間を作ろうとしている意図が感じられました。
なんでしょうねこれ、ホント。
この穴の正体。
それは今も分かっていません。
もしご存知の方がいらっしゃったら、是非とも御一報を！
僕も机上調査を進め、新情報を発見次第追記します！
以上、越前河野の謎の穴編
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