京都遠征第4弾 大山峠 前編

ここは孤立区間ではありますが、全く独立した道路体系があるわけではありません。
ちゃんと他の道で道路網と接続しています。
今回紹介するのはその他の道。

京都府道561号田井中田線(たいなかたせん)

しかしこの道。
生命線としてはなかなか恐ろしい・・・
レポスタート!
なんだかんだこの交差点、三方向からきっちり撮影する形になりましたね・・・。

田井交差点(たいこうさてん)

右が県道21号成生(なりゅう)方面、左がこれからレポを開始する舞鶴方面となります。
相変わらずの雨の中での撮影につき、分かりにくい写真には御容赦いただきたい。
雨には弱いんだよなぁ・・・。

これから向かう先は舞鶴市内では屈指の豪雪地帯。
2月の探索では雪も残ってるかもしれません。
これから向かう山並み。
ここから見る限り、そう険しそうには見えません。
しかしこれが錯覚だということをこれからがっつり味わうことになります。
やはり雪が残ってます。
しかし路面が凍るほどではないようですね。
片側1車線ですが、勾配はなかなかのもんです。
周りが海だからこその高度感。
500m越えのような景色ですが、実際は100m越えるか越えないか。
まぁたどり着きにくさはなかなかですが。
非常にRの大きなヘアピンで高度を稼いでいきます。
北側は比較的緩やかな斜面が多いようですね。
片側1車線の道は歩道こそありませんが、十分なレベルで標高をあげていきます。
そしてやはり開けているのはいいですね。
反対側から来た際は、さぞかし絶景でしょう。
若狭湾の素晴らしい景色が見渡せるはずです。
鬱蒼としてきた・・・。
北陸ではあまり見られない竹林の沿線。
ここが京都だということを実感します。
気候的にはあまり変わりないはずですが・・・。

!!!

もうあとは峠だと思いきや、まさかの建物。
これはちょっと予想外でした。
けっこう険しかったよこの道・・・。
けっこう大きめの集落に付いちゃったよ・・・。
大川(おおかわ)を遡ったルートは非常に効率がよかったらしく、峠手前に高原を作っていました。
古い家だけかと思えば、左のおうちのようにけっこう新しいお宅もあるので、存外に生きている集落です。

大山集落(おおやましゅうらく)

名は体を表す集落名。
府道は軒先を掠めて、峠へ向かいます。

ここからはいよいよヤバイらしい

この遮断機は本気のやつだ。
そしてこれが閉じたら集落孤立するんじゃないのか。
大丈夫なのか。
重量感が半端ないんですが。
さっきのゲートが封鎖したら本当に田井、大山の両集落は孤立することとなります。

なぜなら他の道に至る唯一のエスケープルートがゲートより南側にあるから

せめてこの奥にしてくれれば・・・
写真の道は京都府道・福井県道21号の分断区間を接続する唯一の市道です。
この道がせめてゲートより北側にあれば、車での脱出も可能だったかも。
それとも成生岬の東岸と西岸じゃそんなに変わりはないのかしら。
どうなのかしら。
センターラインが消えて、峠はあとわずか・・・

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この道往けば act2

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