三重遠征第2弾 角井峠 前編

実は今回の探索はこのブログを開設して最初の三重遠征の逆回しに近いルートをとっています。
その理由はReverse編をやるためだけではなく、当時知らなかった場所の拾いなおしという面が大きい。
2012年に行なった最初の遠征ルートは以下のとおり。

国道365号迷走区間
鞍掛峠

筒井峠

そして石榑峠


逆回しということは次は筒井峠となるはず。
しかしここはある意味単純明快な険道峠、貫通した以上Reverseは必要ないでしょう。
今回目指すところはその隣!!
レポスタート!
何とも香ばしい森の中の交差点。
しかしこれ、列記とした県道同士の交差点なのです。
青看板が示すとおり、この交差点を終点とするのが今回共に旅をする道。

滋賀県道229号百済寺甲上岸本線

(ひゃくさいじこうかみきしもとせん)
何でもいいですが、県道名を打ち込んで変換したら「百歳児」って出たんですが。
酷いぞその矛盾。
そして今来た道を右折するのが、前回探索した道。

滋賀県道34号多賀永源寺線

詳しくは上のリンクより。
非常に素敵な道ですが、今日は冬季通行止めですね。
ここは字の境でも町の境でもありませんが、お地蔵様がいらっしゃいました。
これはやはり、この場所の重要性をあらわしているのでしょう。

それぞれ八風街道、百済寺本町、多賀へといたる重要な追分だったと考えられます。
便宜上ここを甲上追分(こうかみおいわけ・仮称)と呼びましょう。
甲上追分が旅の始まりとなります。
でしょうね。
まぁこのあたりで安定して走れる道がないなんてことは知ってますとも。
冬場でも通れるだけ儲けもんですよ。
鳥居に観音像に顕彰碑・・・。
なんかカオスだなこの空間は・・・。
これはどこの作法でお参りすればいいんでしょうか。
まぁ僕はとりあえず仏教徒なので、手を合わさせて頂きます。
山間の険道の通常風景。
うむ、悪くない。
これが基本形だよね。
変り種はうれしいけど、こういう基本を大事にしてる道も大事だと思う。
走りにくさが安定してます。
しかしこの道。
完全な山道というよりは、里山の道という印象が強いです。

なぜなら人の気配を常に感じるから。
ありとあらゆるところに人の痕跡がある道です。

山道に突然現れた鶏舎

これはいい卵がもらえそうですね。
鳥の鳴き声が全然聞こえないのはかなり不気味でしたが・・・。
鳥の卵販売してたので、鶏舎で間違いないと思うんですが・・・。
相変わらず植林地の森。
嫌いではありませんが、やはり照葉樹の森のほうが僕は好きですね。
針葉樹も嫌いじゃありませんが・・・。
終点から初の片側1車線!
県道らしいじゃないか!
こんな区間もあるとは思ってもみなかったぜ!
儚い夢だったな・・・。
まぁ険道では良くあること。
これくらいでめげていては険道探索は出来ないのです。
微妙に霧が出ているので、先が見通せませんが、どうも空が開けてきた様子。
そのときは近いか・・・。
4年越しの出会いは雨の中で・・・

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この道往けば act2

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