金瀬橋

明けましておめでとうございます!

本年も「この道往けば」を訪ねていただいいている皆様に飽きられないように、ほどほどに頑張りますので宜しくお願いいたします。

さて早速、毎年恒例の新年早々の三重遠征を終えました。
今年は例年ほどがっつり時間が取れなかったので、ささやかなものになってしまいましたがそれもまぁ・・・。

その公開は後々行なうとして、今回も地元のささやかなローカルネタから入るとしましょう。
一応このブログ、「福井県を中心とした」道ブログなので。
それではレポスタート!
いきなりなかなかマニアックなところからスタートです。
ここは福井県三方郡美浜町(みかたぐんみはまちょう)。
敦賀市から見ると隣町です。
美浜町の中でも最も東側に位置するこの辺り。
佐田集落(さたしゅうらく)と言います。
場所は美浜東小学校のほぼ真ん前。
分かりやすいです。

小学校の近くは不審者扱いされがちなので怖いんだよね。

橋見に来ただけなんで許してね。

怪しいもんではございません。

水関連の施設って怖いんですよね(笑。

まぁ峠ではないから、そんな心配は杞憂でしょうが。

ドキドキするのは確かです。

そしてこれが今回の主役。

小学校の前にひっそりといらっしゃいます。

金瀬橋(かなせはし)

親柱が他よりオシャレですね。

ちょっと年代が違うんでしょうか。

昭和12年9月竣工。

戦前橋ですね。

筆跡も・・・なんか素敵です。

あくまで錯覚ですが・・・。

なかなか山奥に見えますね。

海の前なんですけどね。
ここはもう、河口近く。
ここより下流には現国道27号の金瀬橋があるのみです。
そしてやはり似てる。
竣工時期も同じ、地域も同じ。
そしてかかる道も同じ。

粟野橋!

そして・・・

金山橋!!

それぞれ昭和8年と昭和15年竣工の古橋です。
ちなみにこの御大の詳細はこちら
丁度その間をとるような竣工年、そしてこの欄干の共通点。

こいつも舞鶴と敦賀を結ぶ重要な軍道だった歴史がある!!

この橋の上を山野砲や歩兵が通ったんだろうか・・・。
そう思うと妄想が広がります。
親柱の傷さえも・・・。
小学生の通学路としてその役割を果たす金瀬橋。
今もひっそりと集落の中に佇んでいます。
あまり横から見られることがないので、最後に横からのお姿を・・・。
欄干おしゃれですね。
今後も末永く、残って欲しい橋の一つです。

以上、金瀬橋編

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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