第2次三重遠征第2弾 旧坂下隧道 中編
ついに現れたゲート。
しかもあれは四輪にはきついタイプ・・・。
徒歩確定だったな・・・。
それはそれでいいだろう。
突入だ!
なかなか絶妙な位置が腐食していますが、判別は可能です。
林道祖父小屋線(じやこやせん)
それが現在のこの道のお名前のようです。
2010年ごろは開いていることもあったようですが、近年は基本的に閉じているそうです。
確かに道のレベルは若干落ちましたが、現役の道らしい道です。
轍もありますし、歩く分にもまったく苦はありません。
植林地を抜ける林道らしい林道。
本来の役割を果たしてますね。
やはりこの道は生きて今も使われています。
林道も使い捨てにしちゃだめですよね。
しかし法面の立派さなどは一般的な林道よりもしっかりとしている印象を受けます。
やはりこの道の出自は由緒あるものなのでしょう。
もともと明治の有料道として開かれたというこの道。
今では現在の普通の林道の顔をしています。
生きているだけ幸せということか・・・。
気持ちのいい午後の日差しの中、植林地を進みます。
本当にこの先に明治の隧道があるのか疑わしい光景。
本当にあっているのか、GPSを確認しながら進みます。
位置はあってるんだよなぁ・・・。
ここで一台の軽トラとすれ違いました。
いかにも林道の光景。
「にいちゃん、どこいくん?」
「明治の隧道を探してるんですが、この先であってますかね?」
「あってるぞ。もうちょいがんばれ」
合ってたみたい!
おっちゃん情報ありがとう!
小規模な橋も何本か架かってます。
これきっと昔は木橋だったんだろうなぁ。
今は無愛想なコンクリ桁橋ですが。
!!!
分岐現る!!
僕はこれを右と判断しました。
それはやはり、切通しの深さとより使われていなさそうなほうだったから。
これはオブローディングではけっこう当たる法則です。
まだ轍は続いている。
これはこれで不安なんですが・・・。
藪の心配は確かにありますが、むしろ道間違いのほうが・・・。
さっきのおっちゃんこの分岐のこと教えてくれても・・・(逆恨み)
だんだん轍が薄くなってきた・・・。
これはいい感じだ。
これが潰えた先、そこにこそ隧道が眠っている可能性が高い!!
いよいよ四輪が通るには厳しそうな場所も現れました。
これは一回崩れてどけたっぽいな。
また崩れかけてますが。
明らかに道が林道から古道の姿に変わりました。
いいよ!
こういう姿が見たかったんだよ!
隧道までどんどん行こう!!
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