しおかぜラインの謎の道 大谷集落の生命線編

比較的新しい法面が現れました。
しかしその崖側には・・・、
時代感がめちゃくちゃだな・・・。

これは駒止めの時代からここに道があったということになります。

つまりやはり、しおかぜライン以前からここには道があったということになります。
うん。
オラわくわくしてきたぞ!
何せ、他に道が無いんだから。
ん?
道が無い・・・?
歴史ある道のはずですわ。
本当にこれ歩いてる途中に気づきました。
この道はしおかぜラインができるまでは・・・、

大谷集落に至る唯一の道だった可能性が高い!

つまりこの道もその時代に初めて開かれた可能性が高い。
この辺りはモータリゼーション以前の雰囲気をよく残していますね。
明治時代この道はきっとこんな感じだったのでしょう。
このコロコロと変わる景色は飽きが来ず、非常に楽しめます。
というかこの道、もしかして未舗装だったんじゃなかろうか・・・?
舗装を一切見ていません。
前後の道がもう少しマシならここでピクニックでもしたい雰囲気です。
落石やばそうですが。

しおかぜラインからの視線が痛い

結構丸見えだと思うんですよね。

普通に走ってたら視界に入る斜面です。

通報とかやめてよマジで。

基本土砂が積もった道なので、小さなアップダウンを繰り返します。

降り積もった道ではありますが、地質はしっかりしています。

まぁこれだけ草生えてれば土も固まるか。

振り返るとこんな感じ。

わかりやすく廃道ですね。

こんなきれいなとこばっかじゃないですが。

これがしおかぜラインができる前の大谷集落へ至る道。

ある意味毎回命がけですよ。

まさに断崖絶壁の難路だったことでしょう。

これ春先の探索だからマシですが、夏なら地獄でしょうね。

この時期だからこそ可能な探索だったかもしれません。

ここまで最小の整備で戦ってきた道ですが、ここで如何ともしがたい場面が現れました。

小さな谷川です。

これは橋が必須な場面。

期待が高まります。

しかし小さいとはいえ谷川は谷川。

まぁまぁ高低差があって降りるのは難しい状況です。

ただ、もうほぼ答えは出てますけどね。

コンクリート桁橋ですね。

一番つまらない常識的な形式での架橋でした。

こういうところに変態がいると面白いんですが。

ヤバい場面来た

ここまでで最大規模の崩落の予感。

最大限の注意を払います。

路面がどこにあったかすらわからない状況です。

しかし道路下が崩れている状況よりはマシ。

上から崩れている崩落は角度が決まっちゃいますからね。

一見無理そうにも見えますが、こういう草のある斜面は手掛かりがあるので比較的何とかなります。

むしろ何もない砂の斜面が最悪ですね。

こう見るとすごいところを取ってきたようにも見えますが・・・。

意外と大丈夫です。

しかし見た目に反してヤバいという逆パターンの道もありますから、決しておすすめはしませんが。

全て自己責任の世界です。

そして道の探索ではこういう景色こそ油断禁物。

そう、廃道探索にとって・・・、

道の先が明るいのは悪夢の兆し!

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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