若狭幹線林道 Revenge 前編

林道熊野志積線を使って至った、あの崩落の反対側。
同じ嶺南に身を置きながら、かなり遠い存在だったこの道。
ついに辿り着きました。

若狭幹線林道

(わかさかんせんりんどう)


これはいわゆる通称で、正式名称は別にあります。

広域基幹林道若狭幹線

(こういききかんりんどうわかさかんせん)


これが彼のフルネームです。
実は下から3番目、有名な割にはそれほどは高規格ではありません。
過去レポはこちら!
振り返れば同レベルな道が2本。
右が今走ってきた熊野志積線、そして左がこれから行く道。
そしてその真価がすでにお目見えしています。

関西屈指のロングダート!!

スカイラインという言葉が似合う尾根沿いの道。
この時点でもう、かなり気持ちいい。
しかしまだまだここは序の口です。
林道に等間隔に置かれているこの石碑。
これを見ると、若狭幹線林道を走っている実感がわきます。
ダートではありますが、非常に締まっていて走りやすい道です。
もちろん舗装路とは比べられませんが、これまで走ったダートの中で最も走りやすい部類に入ります。
セレナちゃんでも余裕!
もちろんあまりスピードは出せませんが、すごぶる気持ちのいい道です。
思わず写真を撮るのも忘れそうになります。
そして周りにほとんど自分より高い山が無いというのがまたいい。
同レベルすら遠くにしかないのです。
これがより「スカイライン感」を生み出しているのでしょう。

駒止が似合うなぁ・・・

ここで尾根を跨ぐか!

ということはここは一応峠だな・・・。
尾根を跨ぐと急に林道らしい荒々しい姿を見せてくれています。
倒木が襲わんばかりの勢いで張り出してます。
そう言えば尾根を跨ぐ峠区間では一部舗装されていました。
やはりあそこがウィークポイントってことですかね。
ご覧のとおり、すぐ未舗装が復活しますが。
明らかに尾根近くで、しかもこれ以上なく空が開いている。
にもかかわらずここまで山側の展望はあれど、海側の展望がありません。
先ほど尾根を跨いだことにより、現状左側が海のはず。
やっぱり見たいよね。

道は文句なく美しい


林道としての機能美と自然との調和。
完璧です。
あとそこに景色が加われば100%が120%となるはず。
少しずつ、少しずつ開いていく左側の樹幕。
その時はもう遠くはなさそうです。

開けた場所にはヤバそうな林道の分岐が・・・。

さすがにここにセレナちゃんで突っ込む勇気はないな・・・。

これでこなかったら詐欺だろ!!

倒木じゃねえよ!!


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