林道熊野志積線 前編

今回は久しぶりの林道レポとなります。
そしてこれはあくまで序編。
次回公開のレポが本番となります。

しかし木ノ芽峠でもわかったとおり、アクセスの方がしんどいということがざらなのが道路趣味というもの。
今回も油断なくいこうと思います。
そうすべてはここから始まった。
僕はここを右折して若狭幹線林道へ入るつもりでした。
しかし不思議なことに、僕の予想とは違う線形が現れたのです。

そう、まぁぶっちゃけ。

間違えたんだよね。


国道162号を南から北進していたのですが、ちょっと気が早かったのです!
本来の曲がり口はもう1本奥。
福井県道107号泊小浜停車場線(とまりおばまていしゃじょうせん・レポ未)との交差点を、県道と反対側に曲がれば若狭幹線林道へ入ることができたようです。

何回も前は通っていましたが、実はこちらから入るのは初めてでしたので・・・。
完全に事前調査不足ですね・・・。

しかしこのまま戻るのも癪なので(笑)、急遽赤ルートを使って若狭幹線林道へ入ることとします。
トンネルもあるしね。
ここが間違えた道。
いくらなんでも立派すぎるだろ。
何考えてたんだろ・・・。

これは恐らく小浜市道。
それも新設された道です。
非常に大規模な工事をして作られた道だということがわかります。
若狭幹線林道も、そしてこれから挑む道も、同じ山に挑むわけですが間違いなくここが最高ランク。
あとは下がる一方です。
それなりに勾配はありますが、道幅が広いので走りにくさはそこまで感じません。
適度なワインディングロードです。
そしてここで僕が引き返さずこの道を選んだ理由が出てきました。

天ヶ城トンネル(てんがじょうトンネル)

2010年竣工のまだまだ若いトンネルです。
608mの延長、それほど長いと言えるトンネルではありませんが、若狭地方の沿岸部と内陸部を分かつ山塊を穿つ貴重なトンネルです。
トンネルを抜けると海の雰囲気は鳴りを潜め、山間の集落の雰囲気を感じます。
まだまだ海は近いですが、山を隔てるというのがどういうことかよくわかります。
ここで市道は県道にぶつかります。

福井県道220号羽賀東小浜停車場線

(はがひがしおばまていしゃじょうせん・レポ未)
この交差点を左折して、ここからは県道を進みます。
当然のように市道より狭い県道。
白線すらないシンプルイズベスト。
まぁこの立地じゃしゃあないか・・・。
県道は鋭角に南に折れる指定となっていますが、我々が向かわねばならない道は直進です。
ここからが当レポの僕的の道ですが、県道とほとんど変わりありません。

林道熊野志積線(くまのしつみせん)

これは久々の共用林道。
林道の格としては下から2番目。
油断ならない道でございます。

ダートきたー・・・

いきなり試練を与えてくれるな。
燃えてきたぞ!
轍草の似合う、いかにも林道の麓の光景。
奥に見える山々の尾根付近に目指す若狭幹線林道はあります。
いよいよ木々が近づいてきました。
林道としてはここからが本領発揮ということです。
しかしここに不穏なものが・・・、

NOOOOOO!!!

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