岐阜遠征第1弾 中里ダムの謎の道

三重県道107号探索で見つけたこの道。
気になりますよね。
ガードレールで完全封鎖という時点で廃道というのは確定です。
今回はこいつに潜りこんでみようというわけです。

正直素性もよくわかっていないので速攻行きましょう。
レポスタート!
ここで一つお断りが・・・。
岐阜遠征とは言ってますが、実はここ。
まだ三重県です(汗。
日本一の堤体面積を誇る中里ダムはいわゆるアースダムと呼ばれるダムです。
その堤体に挑むひょろひょろとした道。
なんとなく素性は分かりますが、ここは行かないといかんでしょう!
三重県側、何の変哲もないカーブの外側に現れる廃道は悪目立ちしまくりです。
気になって仕方ありません。
真正面から。
合流部分がめちゃくちゃ広い。
これは工事用車両などの出入りを想定したものでしょう。
この道の素性が推理できそうですね。

やっぱりこちらの道でしたか。

堤体に続くんだからそりゃそうか。
しかし三重では管理所までガードレールにシールスタイルで行くのね。

跨いじゃった。

もうあとは行くしかないよね。
道を横断する側溝に蓋がされてないのが、もはやこの道の運命を物語っています。
漏れなく脱輪しちゃうよ。
これだけ堂々と「通ってはいけません」と言われるのは初めてかも知れない・・・。
悪さしないのでちょっとだけ・・・。

そしてやはりこの道の素性はダムの管理道のようですね。
警察署の連名がにらみを利かせています。
大きく右カーブする道にはもはや現役の雰囲気はありません。
鮮やかな新緑が廃道に色を添えていますね。
廃止後それほどの年月は立っていなさそうな道。
見たところ5年以内かと思われます。
周りからアスファルト上に土砂の流入は少なそうなので、もう少し長い可能性もありますが。
夏場でもアスファルトが隠れることはなさそうです。
小さな峠を越えて道は続きます。
この丘はおそらく中里ダムを形成する外輪山の一つなのでしょう。
つまりここから先は一方的に下りに転じます。
なんか現役っぽい施設が見えてきた!!
あの塔・・・、見覚えがある・・・。
docomoの電波塔か。
なるほど、もしやそれがあるからここまでの道が比較的良かったのか?
ダム沿いの尾根は確かに電波がよく飛びそうです。

さぁ先に進むか。
ん?

ぶぅぅぅぅうううん!
ぶぅぅぅぅぅうううううん!!


この音は・・・、過去にも何度か聞いたことがある・・・。
スズメバチの警戒音!!

頭上を見上げれば小指の先ほどもありそうな蜂が飛びまわっとる!!
これはアカン!!
退却!退却!!

蜂による撤退は初めての経験でしたが、あんなに恐ろしいもんだとは・・・。
車まで逃げ帰るのに生きた心地がしませんでした。
一人で探索してるとこれが怖いんだよね・・・。

しかしここはまた来なければなりません。
春先は怖いから冬に来ようかな・・・。

以上、中里ダムの謎の道

この道往けば act2

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