第2次三重遠征第3弾 瓜生津峠
ちんからほい ちんからほい
ちんから峠の おうまはほい
やさしい おめめで
ちんからほいほい ちんからほい
おすずをならして とおります
はるかぜ そよかぜ うれしいね
童謡「ちんから峠」
作詞家 細川雄太郎が故郷、滋賀県蒲生郡日野町を思い出しながら書いたという一曲です。
昭和14年に発表された曲ではありますが、構想はもっと以前からあったのでしょう。
70年以上前に書かれた歌詞に登場する「ちんから峠」
気になりませんか?
調べましたとも。
すると意外に答えはすぐ見つかりました。
結論から言うと、現在でもこの「ちんから峠」は現存しています。
しかし「ちんから峠」という呼び名はあまり一般的ではないようで、全国的にはこの峠はこう呼ばれています。
瓜生津峠(うりうづとうげ)
童に謡われた美しい峠の今をレポします!
さて夕暮れも近付く日野町の街並み。
ガードレールの向こうの道に目的の峠はあります。
国道307号
この路線にはかなり有名な峠があります。
裏白峠(うらじろとうげ・レポ未)
こちらは近畿では有名な酷道峠だったので、その陰に隠れちゃってますね。
今はバイパス完成して、立派な道ですが。
道はどこにでもあるような片側1車線。
まぁ峠らしいのは中央線が「追い越し禁止」の黄線だってとこですかね。
それより僕の目を引いたのは、標識の狸。
出るんだなぁ。
この辺結構栄えてるけど・・・。
まぁ・・・、皆さんもう分っているとは思いますが・・・、
ちんから峠の古き良き日本の姿は、ここには全く
残っていません!!
ぐぅ・・・、しかしまぁ国道の峠という性格上、いたしかたないですね。
峠付近は開発されていて、工場が並んでいました。
ちょっとだけ峠の顔を見せてくれます。
しかしほんの一瞬。
あのカーブを曲がればそこには、
瓜生津峠、着。
標高213m、滋賀県蒲生郡日野町と東近江市の市境となっています。
なんにせよ、日野町側はまだマシでした。
なぜなら、東近江市側は
霊園になってる!
僕はあまり心霊的なものは信じない方なんですが、「峠とお墓」っていう組み合わせはあまり聞かないなぁ。
いやでも見晴らしはいいのかも・・・。
そして東近江市にはほとんど下らないまま市街地に突入します。
もうこの先2kmほどで国道421号とぶつかります。
そこを右に曲がれば、あの石榑峠。
左に曲がれば名神自動車道八日市インターチェンジです。
これにて2回目となった三重遠征も終了となります。
三重遠征とは言ってますが、実際は滋賀県南部のような気も・・・(汗)。
まぁ細かくは突っ込まないでください!
しかし実は、次回もまた遠征なのです。
しかも初の遠征となる都道府県!
お楽しみに!!
以上、瓜生津峠編
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