林道今泉線
さて三重遠征からの帰還1発目のレポは林道ネタで行ってみたいと思います。
ごく一部からは熱狂的に支持されて、それ以外からは静観されるという(笑)林道ネタですが、僕の道好きの原点ともいえる感覚を今なお与えてくれるのがこの林道というジャンルです。
それは
「この道はどこに続いているんだろう」
という純粋な好奇心。
カーナビが発展し、精密な地図がインターネットでいつでも見られるこのご時世でも、法令上「道ではない」林道という奴を完全に網羅することはできません。
そんな僕の知的好奇心を満足させてくれる林道、皆さんも気に入ってもらえたら嬉しいです。
正確に言えばここはまだ市道なので林道ではないんですが、一体化しているのでもうそう呼んじゃっていいんじゃないかと(汗。
道幅はなかなか狭いです。
この市道から林道への道の流れは、そのまま馬借街道を踏襲したものらしいです。
僕はここにもう一つ別の可能性を感じてこの林道を攻めているというのもあるのですが・・・、それはまた別のお話で・・・。
道は登っていきます。
隣のおうちと比較すると、その尋常じゃない勾配がお分かりいただけるかと。
凄いなこれ・・・。
そしてこんな優劣の差がはっきりと出ている交差点につきます。
ここから道は市道から林道にスイッチ!
直進です!
そしてこの交差点こそ今回紹介する道の起点。
林道今泉線(いまいずみせん)
僕が過去取り上げた道の中でも、最もマイナーかもしれない今回のレポ。
覚悟してご覧ください!
うん、これは確実にバカしか入らない道だね。
もちろん農業林業従事者は除いてですが。
ちなみに今回の探索、マイワイフが同乗してたりします。
・・・こんな趣味してますが、我が家はそれなりにうまく回っております(笑。
小学校の頃、後ろから友達のズボンをいきなりずらすという悪戯が流行りましたが、ここにも被害者が。
彼は首をずり下げられてます。
犯人は雪で間違いないでしょう・・・。
木々が抜けた隙間から敦賀湾と敦賀半島が望めました。
方角としては南西方向を見ているので、半島の頭の方を見ていることになります。
北陸には珍しい冬の晴れ間にいい景色が見れました。
道はこんな感じで混沌としてますが、落石があるわけじゃなく走りやすいことは走りやすいです。
ただ車はめっちゃ汚れるのでご注意を!
いいですねぇ。
この何とも言えない孤独感。
これこそ林道を走る醍醐味です。
どこに連れていかれるかわからない不安感とカーブを曲がった先に見える景色への期待感。
これこそ旧道でも酷道でもない、林道ならではの楽しみ方です。
しかし良い光景・・・。
標高が上がってくると残雪が現れました。
ここからは今まで以上に気を引き締めないといけません。
今の状態じゃ、林道から転落死とか心中としか思われません。
ここで別の林道と合流して、今泉林道は終了となります。
越前西部1号林道
福井県道最長の県道3号よりも長い、超大林道の一部です。
総延長は驚異の81.7km!
ここもいずれレポします!
さてそんなこんなで今泉林道を制覇した僕たちは敦賀に帰るべく、この交差点を右に曲がりました。
最初こそ順調でしたが、北側斜面ということもあり徐々に残雪が増えていき・・・、
動けない!!
これはマジでヤバい!
タイヤが空転して前にも後ろにも進まない!!
こんなとこにJAF呼ぶなんて馬鹿すぎるだろ!!!
除雪用のスコップで必死に掘り続け、少しでも前に進めば勢い付けてバックの繰り返し。
よりにもよって妻の乗ってるときに限って動けなくなるなんて・・・!
今後の活動に支障が・・・。
とか思ってたら、助手席で爆笑してるし!
笑えねえ。
俺にはこの状況笑えねえよ。
いやホント、こういう趣味をしている者として、僕は良い妻と結婚しました(笑。
結局格闘30分。無事脱出完了!
以上、林道今泉線編
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