旧国道8号第4弾 赤萩防災旧道 後編
この道は気になるでしょうよ!
隧道脇に抜けていく道は旧道の可能性大!!
ただちょっと気になってるのは・・・、猛烈な下り坂なんだよね。
隧道にピークが無い以上、下ったら登らなければならない。
これは気が重いな・・・。
「通り抜けできません」
これは旧道廃道で良く見る看板の定番です。
むしろオブローダーを引き寄せる撒き餌でしかありません。
このあと僕は見事に・・・、
釣られました!
これはやられた。
実はこの後、ちょっとだけお邪魔して散策してみましたが、少なくとも旧道を感じさせる道の痕跡はありませんでした。
ここはやっぱり、後日あの旧道の痕跡を辿るしかないな・・・。
次は戻ってあの橋だ!!
こいつは現役なのか??
まずはじめにその疑問が舞い降りました。
まずは地図をご覧ください。
この橋の先には何があるのか。
正直に言いましょう。
なにも無い。
だから困るんだ!
現在は赤萩防災新道にぶつかって行き止まりのようになっているこの道、3年前はここに道があったのか?
だとしたらこの辺りにある道なんて1つしか思い浮かばないんだよ!
形式としてはランガ―橋で間違えないと思われます。
ただ材質が・・・、えらい弱そうなんだけど・・・。
最初から歩行者用橋だったのでしょうか?
それにしては広すぎる・・・?
車止めに後付け感があるようなないような。
なんにせよ、恒常的に使われているものではないらしく、相当草が生い茂っております。
直角に折れた道はどうも作業路臭い・・・。
新道建設に使われて以来、放置っぽい雰囲気です。
う~ん、視点を変えるか・・・。
本来親柱がある位置には、手塚漫画に出てきそうな角が生えていました。
つうかマジでなんじゃこりゃ!!
周辺を探ってみるか・・・。
もはや橋上だと、どこが橋だか判別することも難しい有様
とりあえず通過だ!
反対側からなら見えるものがあるはず!!
橋を撮ったんですよ?
というかこれ、文化財指定なんだよね?
守らなくてもいいもんなの??
もはや何が何だかわかんねえよ!!
一応欄干あります。
間違えなく、橋上。
石作りなのも確認できました。
ただ肝心のアーチが見えない!!
色々ガサガサやりましたが・・・、
見れませんでした!!
ああ、ごめんなさい!!
しかしこの道が春日野道であるということは、必ず現道に回帰するはず。
なにせこの先の具谷隧道群には旧道を確認済みなのです!
この藪道は晩秋に攻めます!
(宣言より少し遅くなりましたがレポしました!こちらよりどうぞ!)
課題が残りましたが、今回確認区間を最後にご紹介・・・。
赤が赤萩防災旧道、青が春日野道です。
暫定ルートは全部で3つ。
ルート1は最も現実的な、現時点でのアクセス路。
これが一番ありえます。
ルート2は謎の橋を無理やり組み込んでみたルート。
橋の年代的に厳しいか。
ルート3は河野隧道南口の廃道を組み込んだルート。
これは辿ってみればわかりそうです。
これはこの秋に残した宿題です。
というか楽しみでしかたない。
藪が晴れたら、また来るぞ!!
以上、赤萩防災旧道編
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