旧国道8号第6弾 旧桜橋周辺 後編
現在地はここ、ここから北に向かって進むのがここからの進路。
道は書かれてますが、機能してるようには感じられない・・・。
さぁどうなってるか!?
前編から続く雨は激しさを増してきています。
しかし今日は完全装備(カッパ+長靴)恐れるものはない。
つうか普段からもうちょっとちゃんとした装備で・・・。
こんな水たまり屁でもねえ!!
ここは誰の畑ですか??
耕運機で耕したように泥の塊がごろごろしてて歩きにくいことこの上ない。
こういう性質の土なんでしょうが、あまり廃道では見ない光景に驚きました。
そして道はあのカーブから、具谷川(ぐたにがわ)に沿うことになります。
つまりは道の形が狭められるということですね。
作業路っぽいな・・・。
再利用があったことは間違いないですね。
ただ橋の上の藪具合を見るに、長らく使われてはいないでしょう。
この辺りは砂利が敷かれているので植生が穏やかというだけかと思われます。
これは良い廃道!
消えかけたダブルトラックがまたいい味出してます。
何より藪が程よい(笑)
ただ・・・奥になんか見えるような・・・。
路肩には柿の木が生えていました。
もしかしたら植えられたものかもしれません。
しかし廃道で柿とかどんぐりって、実はすごく怖いんですよ。
ぷーさん・・・
やっぱ見間違えじゃないよねぇ・・・。
逝ってるねぇ。
しかしまぁさほど大規模な崩壊ではありません。
寒風トンネル旧道の方がやばいですね。
これならいけます!
下でも行けそうでしたが、合羽着てる時に木藪はひっかかるので、高巻くことにします。
もうちょっと雨がきつかったらいやだったかも。
晴れてればなんてことはなさそうです。
わりかし新しそうな崩壊です。
過去この区間をレポした他サイト様では崩壊はなかったと書かれていたので、ここ1,2年の話でしょう。
まぁこんなとこじゃ話題にも上らないでしょうしね。
これがかつて国道8号として北陸の交通の大動脈となっていた道。
具体的には昭和37年まで(河野隧道の竣工年より)、ここに多くの車が行きかっていたはずです。
52年、その月日の重さを感じるには十分な光景です。
このままいけるかと思いましたが、目の前にオブローダーにとって最悪の障害物が・・・、
現役採石場
これはあかん。
たとえ通り抜けられても、ここに写真を上げることができない!
これが限界だ!!
しかしこの先がどこに続いているかはわかっているのです。
ここだろ??
ここは去年秋の探索で河野隧道北口から伸びる舗装路を下った場所。
つまりこの坂道を下りきったところが、上の車が止まっていた広場と想像できるのです。
目視はできなかったけど、それ以外に可能性がないので認定していいかな。
これで道は繋がりました。
これが今回レポした旧国道8号桜橋周辺の全図です。
このわずかな区間にこれだけ盛りだくさんのイベントが用意されている当該区間。
全通できれば言うことなしなんですが、不法侵入はさすがにちょっと・・・。
これでこの区間の残された不明部分は河野隧道南口の旧道区間(?)のみ。
ここも冬のうちに行きたいなぁ。
藪濃そうだし・・・。
以上、旧国道8号 旧桜橋周辺編
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