第2次富山遠征第3弾 楢峠 豪雪の被害者たち編

前回の景色から改めて永い戦いを覚悟して、ラブちゃんを走らせます。

ここからは変化の乏しい景色との闘い。

そこで何かを見出すのがブロガーとしての意地ってもんです(違。

この橋、よく見ると横の高さが違う部分に何か痕跡があります。

これは恐らく、冬のとんでもない豪雪にへし折られた欄干の跡。

年の半分冬季通行止めは伊達ではありません。

ここから被害者が続出してきます。

おそらくガードレールなんて無意味なんでしょう。

かつて小学生の時に流行ったズボンずらしのごとく、ずり落とされるガードレールが想像できます。

まぁ無しよりはいい気もしますが、ここは道幅も狭いしね。

ここで先程の川が改めて姿を現しました。

こんな川っぽい見た目をしてますが、この川の名前は原山谷(はらやまだに)と言います。

まぁ位置的には谷か。

谷らしくないけど。

本当に下っているのか不安になるレベルで勾配が変わりません。

これは最早この峠の特徴といっても過言ではないでしょう。

その代わりそれ以外でいうと最低ランクを取り揃えているので、やはり全国区の酷道峠と言えるでしょう。

これ見てくださいよ。

そしてここにも豪雪の被害者が一人・・・。

471と472がドッキングさせられてます。

おにぎりは重複の際、若い番号のみを表示するパターンが多いんですが、この区間は基本的に2つとも表示してますね。

廃村跡を疑うレベルの直線地帯。

この辺りには水無(みずなし)だったり、二ツ屋(ふたつや)だったりという廃村は確認できているんですが、ここはヒットしませんでした。

とりあえず楢ストレートと名付けておきましょう。

今度のおにぎりはドッキングどころか1枚に合体されてる・・・。

まさに豪雪の被害者たち。

立っていることが称賛に値します。

ところどころ大きめな木が倒れているのも、雪の影響でしょう。

谷筋は雪崩が流れ込みやすいエリアです。

この木も巻き込まれたのでしょうが、真横に懸命に生きています。

ここにもやられたおにぎりがありました。

そしてここで大きめの交差点が現れました。

そして実はこの場所こそ、楢峠に次いで辿り着かねばならなかった場所です。

富山県南砺市(なんとし)

そう、ここが県境となっているのです。

このゲートがもし閉じていたら、僕は号泣しながら来た道を戻らねばなりませんでした。

情報に偽りなしでしたね。

そしてこれまででも大きな交差点。

大きいとは言ってもこんな感じですが。

万波林道(まんなみりんどう・レポ未)

こちらは結構有名な林道でして、ダートでありながらも踏み固められた走りやすい道だそうです。

黒河林道を彷彿とさせますね。

途中に万波峠(レポ未)なる峠もあり、ルートによっては国道360号に抜けられるみたいですね。

要はショートカットですが、ダート林道はさすがに酷道の代替路にはならないか。

ここの林道網いいねぇ!

丸一日かけてじっくりやりたいな、この探索は。

しかしさすがのラブちゃんでも厳しそうな道もあるんですよねぇ。

林道徒歩探索はさすがになぁ。

悩みどころですね。

反対側には岐阜県飛騨市の文字。

ちなみに結構進んだと思ったでしょ?

まだ全行程の1/3くらいですからね

ははは、笑えて来たよ。

富山県に突入してもおにぎりは相変わらずへしゃげています。

まぁ無理やり結合させられてないだけマシか。

豪雪地帯ではよく見るレベルですね。

富山に入っても路線状況は大きな変化は無し。

立派な酷道です。

安心してください、酷道ですよ。

これはなんだろう。

堰堤なのか小水力発電所なのか。

ちなみに河川名は原山谷から変わり、大長谷川(おおながたにがわ)となっています。

地元では渓流として知られている川のようですね。

ここからは大長谷川が僕を富山の麓に運んでくれるはず。

新ステージだ!

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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