尾小屋鉄道 後編
なんで僕はこんなところにいるんでしょうね。
これはレポにするなら全く別のレポとすべきものです。
尾小屋トンネル(おごやトンネル)旧道
誘惑に逆らえなかったということで・・・。
石川県の水質測定地点となっているみたいです。
ということはぎりぎりまだ生きてるのかな。
路面はなかなかのありさまでしたが。
もう少ししたら木が生えてきそうですよ。
もううっすら生えてきてますし・・・。
そんな頻度で使われてないことは確定ですね。
廃道と呼んで差し支えなさそうです。
そしてここは対岸がよく見えます。
しっかりとした平場が続いてますので、ぜひ反対側からこの旧道を見たいもんです。
これは今後のお楽しみだな。
おお、石垣もあるな。
こういうのは上を歩いていると気づかないものなんで、こっちに回った甲斐があったというものです。
立派なもんですね。
方向としては下流側。
こちらの左岸に現国道、右に廃線跡が続いています。
こういう景色は全国にありますが、どこで見てもやはりテンションが上がります。
今いる場所は旧国道ですけどね。
見るべきものは見たので、そろそろ現道に戻りましょう。
対岸のチェックが重要です。
途中途中分岐があるので、対岸の様子は確認できます。
今後の探索時には役に立ちそうですね。
ここは野谷林道(のだにりんどう・レポ未)というそうです。
今後の探索に使えそうな道はチェックしとかないとね。
パイロットレポなんですから。
探索時期は2月。
2月でこの藪は相当ヤバい。
綺麗な平場が植物にバフをかけてます。
これは夏場はとんでもないぞ。
反対を見るとこちらはマシな部類。
ただこれ、右カーブに見えるけど、実際は直進なんだよなぁ。
見えないけど。
本格探索は相当気合がいるということはよくわかりました。
下ってくるとこういう景色も見られます。
非常に分かりやすくていいですね。
いずれ逝くとしても、それはそれです。
住宅街や田園脇を抜けていく旧線跡、正直わかりにくい部分もかなりあります。
最後に全体地図を出しますので、訪れる場合は参考にしてください。
完全にトレースするのは結構骨が折れます。
基本的には山際を通っている廃線跡。
今回はらぶちゃんで見て回っているので、遠くから眺める図が多くなります。
この辺りは実際の位置はちょっと微妙ですが。
明らかな平場が見えています。
ここをかつて列車が走っていたと想像すると胸が熱くなりますね。
そうそう光景は変わっていなさそうですし。
鉱山とは関係ありませんが、石材という意味でも結構印象的な景色がありました。
観音下(かなげそ)の石切り場
こちら現役で稼働しているみたいです。
近づくのは危ないので気になる方は遠くから見守ってくださいね。
道路化されているところは下を覗き込むと石造りの橋台が残っていました。
こういう細かい遺構を拾うのもまた楽しいですね。
こちらはさすがに廃石切り場かな。
中央右の穴っぽいところが気になりますが、あれは穴に見えてるだけだと思います。
このあたりは日華石(にっかいし)という石材が有名です。
お墓や城に使用されたとのことで、現在もこの地域の名産になっていますね。
この辺りで山から離れて住宅街に入ります。
遺構としてはここまでが大きいですが、ここから先もちゃんと残ってるところは残っているようです。
よく見て行きましょう。
上の写真から少し離れた地点でこのような場所を見つけました。
これは完全に築堤の跡ですね。
分かりやすい遺構は大歓迎です!
ここを辿るのは面白そうだ。
そして車も停めやすそうだ。
結構ネックになりますからね。
重要ポイントです。
がっつり築堤削られていたところもありますが、上を通れるようにしておいていただけるのはうれしいですね。
めっちゃ目立ちそうですが・・・。
そして僕は池の間を通るポイントへやってきました。
ここ、実は今回一番気にしていたポイントなのです。
一番場所がよくわからん。
この辺りなのは確かなんですが。
地図で目星をつけていた地点に来ると、切通らしき凹みがありました。
やはりここなのか?
よく見てみましょう。
反対側から見てみましょう。
やはりここを鉄道が抜けるならここだよなぁ。
個々の本格調査は今後の課題だな。
これが尾小屋鉄道跡の全図です。
小松市の山間部から市街地を走ったこの路線。
今後、しっかりチェックしていきたいと思います。
本編を待て!
以上、尾小屋鉄道編
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