日枝橋

谷出山隧道群から次の目的地に移動する途中に出くわしたこの物件。

偶然の出会いはやはり現地探索の楽しみです。

小さいながらも味のある橋。

レポスタート!

いい感じでスキューしてる!

この雰囲気に惹かれたんですよ。

これはじっくり見なければならない橋だ!

日枝橋(ひえだはし)

それがこちらの橋の名前。

地域の名前を冠するいいお名前です。

昭和拾参年参月竣工

我々、40代のおっさんにはなぜか読めてしまう漢数字の旧表記。

一応書くと昭和13年3月竣工ですよ。

九頭龍閃のおかげですね。

こうして使われていると嬉しくなりますね。


そして昭和10年代とは思ったよりも古かった。

前出の谷出山隧道群と同時期です。

もしかしたら架橋者も同じなのかもしれませんね。

欄干もこの農村地帯にある割になかなかおしゃれです。

たしかにコンクリートに荒さはみられますが、そりゃあ戦前橋ですから。

それも味というものでしょう。

なんせ周囲はこの景色ですからね。

田んぼと丘、まさに滋賀南東部を象徴するような景色です。

言い方悪いかもしれませんけど、ほんとにずっとこの景色ですからね。

ちなみに周囲はこんな感じ。

しかしこの趣味的には見所盛沢山というのが面白いところ。

我々は大概どこでも遊び場を見つけることができる幸せな趣味をしています笑。

こちらがわの親柱の情報は同じでした。

となると反対も同じなのかな。

小さいながらに味のある橋。

ここ目的では来なくとも近くに来たら寄ってほしいです。

近くにはほら、こんないいものもありますし。

日枝神社(ひえだじんじゃ)

街道筋だったことが窺えますね。

位置的にこの道は滋賀県道183号の旧道にあたる道なので、街道が通っていたことはわかります。

同じ町内に同名の有名な神社があるので、ちょっと可哀そうな目にあっています。

日枝神社と日枝橋。

日野町の隠れた財産となるかもしれません。

少なくとも橋マニアはきっと好き。

是非訪れてみてください!


以上、日枝橋編

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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