滝山田隧道

滋賀県南部はこれまで峠関係でレポしたことはありましたが、隧道関係をしっかり探ったことはありませんでした。

今回はその中で、谷出山隧道群をご紹介し、このエリアの隧道のレベルの高さを知らしめることができました。

ならば、ここからはその流れに乗らなくてはならないでしょう。

レポスタート!

現在地はこちら。

実はけっこう迷いながら辿り着きました。

正直、辿り着けてほっとしてます。

そしてこの道を上れればすぐ現れます。

もったいぶる間もなく見えちゃいますから。

せっま!

まず第一印象はその狭さ。

轍と両壁の幅を見ればよくわかることと思います。

これはラブちゃんは絶対無理。

大人しく待っててもらって正解でした。

滝山田隧道(たきやまだずいどう)

この隧道のお名前です。

個人的には結構印象に残る名前ですね。

正直探索しても忘れちゃうところもありますから・・・。

翼壁の埋め方がアナログ。

なかなかワイルドですね。

こちらの隧道、竣工年は扁額に載っているパターン。

昭和34年3月竣工

確かにこの時代ならこの施工もアリか。

さて、お邪魔しましょうか。

この画角でも狭さが伝わる。

これは相当だぞ。

短い隧道ですので、雰囲気重視のフラッシュオフ。

反対側はすでに見えています。

狭い隧道の方がこういう時に変に怖くはないもんです。

反対側は飾り気のないお顔をしていました。

最初に出くわした西口が正門のような扱いなんでしょうか。

こちらの方が滋賀県道134号上馬杉野尻線(かみますぎのじりせん・レポ未)に近いので、顔を見られる機会も多いのかもしれませんね。

扁額もなし。

この扱いの差は少し気の毒な気もします。

頭と尻の差か。

尻は隠されるもんだからな。

この道はこの狭さのまま滋賀県道775号甲賀阿山線(こうかあやません・レポ未)へ繋がります。

地図上で見ると滋賀県道134号と775号をショートカットしているようにも見えますが、この田舎道なら絶対普通に走った方が早い。

やはり時代に取り残された隧道のようです。

だけど、そういう道がたまらなく好きなんだよなぁ。


以上、滝山田隧道編


この道往けば act2

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