新俣峠 現代の本気編

これまでの酷道一歩手前の様相から、突然装いを新たにしだした国道416号。

いよいよ、2018年に新たに生み出された区間へと突入していきます。

綺麗なうえに広い!

これが現代の力か。

この山奥でも改装させてもらえるとは。

気持ちのいいワインディングロードを進みます。

道幅は最初は広かったのですが、センターラインのないジャスト2車線あたりに収束していきます。

交通量を考えればこれでも十分すぎるスペックです。

最初だけちょっと見栄張っちゃったのかな。

カーブミラーも過剰なぐらい設置されています。

こういうヘアピンでは必要ですからね。

ありがたい存在です。

しかし、こういう新しい道って案外見ないと思いませんか?

そもそも、このご時世はこういう峠道は旧道化され、どんどんトンネル峠が増えて行っているのです。

そのご時世に、トンネルは予算が合わなくても峠道ならという気概で道を作ってくれた。

その想いが非常にうれしいのです。

現代工学技術の暴力!

この力業がたまらないぜ!

何としてでも高度を稼ごうという気持ちがビシビシ伝わってきます。

これくらい泥臭い方が峠らしくていいんだよ!

ここはヒヤッとした場面ですね。

工事中かと思いましたが、林業関係者の方のようでした。

ちょっとお邪魔しますね。

山の一つの斜面を七転八倒しながら登っているような印象を受けます。

常に上を見れば道の先が見える。

そんな道です。

嫌いじゃないよ、この道形!

気が付けばずいぶん高い場所に来ていました。

勝山市の町はもう見えないかな。

それでも峠まではまだもう少し登らなければなりません。

斜面を上り詰めると高原的な広がりを持つ場所に出てきました。

写真を撮りに社外に出ると肌寒く感じるほどです。

勝山市自体が標高の高い位置にあるので、現在地でも700m以上の標高はありそうです。

この道往けば act2

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