新俣峠 おわりとはじまり編
このカーブを曲がった先に何があるのか。
ここから道は新局面を迎えます。
民家だと!?
ちゃんと集落だよ・・・。
いわな庵という飲食店もあるこの集落。
実は峠を越えてからずっとこの集落に属していました。
小松市新保(しんぼ)
歴史ある集落であることは間違いなさそうです。
だってここですよ。
これは秘境集落と呼んでも差し支えないんではないか。
周りの何もなさがヤバすぎる。
集落を過ぎると久々の片側1車線が待っていました。
これはどうなんだ。
麓まで続くのか。
とてもそうは思えないが・・・。
いかにも集落の最後にありそうな施設を通り抜け、新たなステージに向かいます。
しかし、ここは今回のレポでいえば終わりの位置のはず。
けれど全くそんな雰囲気を感じません。
むしろ、ここからがスタートだと言わんばかりの威圧感があります。
鬱蒼としてます。
とても人里に近づいているとは思えません。
この辺りは高原のような感じになっています。
爽快感はありませんね。
またもや古い橋が現れました。
このあたりは大日川の水源にも近いエリアです。
これもじっくり見たいんだけどなぁ。
おお!ナイストラス!
これはさすがにちょっと見てみたいぞ!
曲弦ワーレントラスですか。
なかなかいいチョイスですよ。
石滝橋(いしたきばし)
大日川を渡るトラスとしては最も上流側にある橋です。
この自然と一体になった雰囲気がたまりません。
昭和46年なのでそこまでお年は召されていないようです。
しかし、架という文字は珍しいですね。
竣工が多いですが、こういうところでオリジナリティ出してくるのはなかなかないですね。
こういう曲弦ワーレントラスでは補助弦が入ることが多いんですが、ここはトラスオンリーですね。
この王道ともいえる斜めのトラスがやはり好き。
シンプルイズベストです。
そしてこの橋が、新俣峠エリアの最後の見所となります。
ここからはまた別の難所が訪れる、そのゲートと見ることもできそうです。
ここはまだまだ麓からは遠い。
山のアドベンチャーワールドのど真ん中にいるのです。
なんか右側の空が開けてきました。
尾根筋に出そうな雰囲気です。
尾根道って気持ちいですよね。
どちらにハンドルミスっても終わりですけど。
さぁここからは新たなステージの幕開けです。
このエリアを抜けるのに1つの峠で終わるわけがない。
加越山地の本領を見せてもらいましょう!
尾根上の交差点にて今回のレポは閉じたいと思います。
もちろん道はここから新たな展開を迎えます。
引き続きチェックよろしくお願いします!
以上、新俣峠編
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