牛ヶ首峠 前編
石川県には有名な心霊トンネルがあります。
牛首トンネル(うしくびトンネル・レポ未)
こちらは石川県と富山県の県境にあるトンネルですが、心霊系ユーチューバーが多数動画を上げていて、全国区の知名度を誇ります。
今回紹介するのは、その全国区の知名度のせいで誤解を生んでいるかわいそうな峠。
名前が似てるだけなんですけどね。
その誤解、今回といてあげましょう。
レポスタート!
交差点ですから青看板があります。
ここは国道ですからね。
写真は左から出てきた道から撮影しています。
右は勝山、左は小松。
分かりやすい表記です。
そして重要な事実。
ここが尾根ということは、ここ自体が峠だということに他なりません。
牛ヶ首峠(うしがくびとうげ)
標高420m、某トンネルの影響と「首」とつく不気味さから怖がられがちですが、明るい開けた峠です。
もともと尾根が狭く長いことに由来する峠名ですからね。
怖くないよ。
峠ということもあり、石標がありました。
ということはここは古くから交差点となっていた峠だったということが窺い知れます。
こっちは読めないけどね・・・。
左 新保勝山道
右 大杉谷道
新保勝山は新俣峠に説明を譲るとしますが、大杉谷道というのはまさにこれから向かうエリアを指しています。
昭和31年までは村として存在していた自治体。
この峠を下ればそこに辿り着くというわけですね。
牛ヶ首峠のお地蔵様
今も花が生き生きとしています。
前を失礼して、そろそろ下らせていただきましょう。
折り返すように尾根を回った道は一気に下ります。
これは来る形だろ。
僕の大好きなあれ!
ほら来たぁ!
ヘアピンカーブ!
そりゃ尾根に上るんだからいるよね。
小回りのいいヘアピンです!
写真ではわかりにくいと思います。
これ、相当な急坂です。
そして実はこの道、主要地方道だったりするんですよね。
石川県道43号丸山加賀線(まるやまかがせん)
こちら、とある理由でオブローダーには全国な県道です。
この起点ですらなかなかのもんですけどね。
もっとやばいの控えています。
こいつはいい険道だ。
もうあいつがいる時点で険道なのは確定です。
こんなけうねって急坂なら、そりゃもう険道ですよ。
少し道幅は広くなりました。
しかしまだヘアピンはいらっしゃる模様。
いかにも石川の山の中を走ってるって感じです。
そしてここからはヘアピン祭り!
絶賛開催中!
もういっちょう!!
ジェットコースターみたいだな・・・。
こいつは狭いぜ・・・
ここが一番かもな・・・。
ラスト!!
これでかなり下ったぞ!
尾根へのとりつきは結構長い区間ありました。
大概峠道は、尾根へ取り付ける場所を探しても谷筋を上りそこを一気に登るわけです。
今回は下りなので、逆に谷筋に下りてきました。
谷筋に来たら橋だよね!
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