牛ヶ首峠 後編

古めかしい橋を渡ると人里に下りてきた雰囲気が漂いだしました。

親柱も何もないシンプルな橋。

色々調べてみましたがお名前は分からず仕舞いでした。

なんかあると思うんだけどなぁ。

橋を越えると予想通り、通行止めゲートがありました。

これは冬季通行止めの際に下ろされるものですね。

この勾配とカーブ、そしてこの辺りの積雪を考えれば当然の措置です。

勾配は落ち着き、道の幅も広くなった感じがあります。

いよいよ麓に辿り着いたといっていいでしょう。

もうこれは峠道とは言えませんね。

しかし、違う県道などがぶつかるまではレポするのが僕のスタイル。

とりあえず先へ進みましょう。

いよいよ、お店や民家が現れだしました。

こんなところにあれはあるのか。

そんな雰囲気はあまり感じられません。

あれというのは、まごうことなき全国区の穴。

現役県道にあるまじきその姿に、全国から同趣味の仲間が訪れます。

同志たちは恐らく逆から来たことでしょう。

わざわざ福井側から来るやつは相当な変わり者です。

雪崩覆いいわゆるスノーシェッドがありました。

このあたりの豪雪っぷりを物語る構築物です。

山がちということは峠道を通らなければならない。

しかし、雪が多い地域では冬は峠が使えない。

そうなれば隧道の存在は非常に重要なものとなります。

そしてこの場所に辿り着きました。

ここを左に曲がれば、かの全国区の隧道に辿り着きます。

戸谷隧道(とたにずいどう・レポ未)

ちなみにここまで連れてきてくれた石川県道43号は戸谷隧道の下に向かいます。

直進はまた別の県道。

石川県道161号大杉長谷線

(おおすぎながたにせん・レポ未)

戸谷隧道探索ではお世話になる人がほとんどの県道です。

ここが起点ですね。

今回はあくまで、牛ヶ首峠のレポなので、隧道には行きません。

このままUターンして峠まで戻ります。

・・・実は隧道付近まで現地調査はしましたが・・・。

それは戸谷隧道レポが完成した際にお見せするとしましょう。

いずれやりますので、期待してお待ちください!


以上、牛ヶ首峠編

この道往けば act2

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