湯尾峠 Reverse 前編
あれから6年が経とうとしてたんですね。
最初の湯尾峠探索、あの時も寒かったなぁ。
この時は北側のみの探索でした。
次は南からと言いつつも、6年弱経ったわけですが・・・。
しかし言ったことはやらなくては!
湯尾峠今庄側、
レポスタート!
南下した場合、ここを右折します。
わかりやすかった湯尾側と違って今庄側は少々わかりにくい。
しかし見つけやすい目印はあります。
その後直ぐ右折するのが、目的の道です。
線路沿いの道を行きます。
逆にここまで来ればわかりやすい。
あとは行けるとこまでセレナちゃんで突入です。
程なくして舗装は終了。
ここに丁度いい駐車スペースがあったので、この先停める所がある保障も無いのでここからは徒歩です。
さらば現代。
僕はしばし、歴史の人となります。
とはいえダブルトラックのある作業道といった雰囲気です。
ここが歴史ある道といわれてもピンと来ないのが正直な感想。
しかし今はまだ山すそを伝っているだけですので、どこかで劇的な変化はあるのでしょうが。
次第に植林地に入ってきました。
森の中にいるように見えますが、実は北陸本線はまだ真横にいますし、その向こうには国道365号があるので人の営みの音は聞こえています。
まさに始まったばかりという雰囲気ですね。
植林地の中に石材が残されていました。
これは湯尾峠に至る街道、もしくは湯尾城の遺構の可能性があります。
相当古そうですしね。
一里塚跡
北國街道の一里塚、ようするにキロポストですね。
かつての旅人は一里塚を見ながら、ずいぶん遠くまで来たもんだなどと考えていたんでしょうね。
想いが巡ります。
そして一里塚跡を過ぎれば、すぐに現れたのがこの案内標。
ここを左に行くのが古道のようです。
まぁ正面は線路にぶつかるので、ここしか行きようが無いのですが。
手前の白い標識が一番目立ちますが、よく見れば案内は3つ。
よく見ていかなければいけませんね。
右は中部北陸自然歩道の標識。
左は登山道の手書き案内でした。
トレッキングには丁度いい高さの山ですね。
しかし手書きの案内がいい感じで朽ちています。
丁度ここからが山に挑む場面ということか。
覚悟を決めたように道は勾配を上げ、山に取り付きだしました。
序章は終わり、ここからが本戦序盤。
個人的に隧道旧道の鉄板の構図を抜ければ、道は再び古道に変わります。
ある意味新道、旧道の関係ですからね。
いいタイミングで電車来てくれましたよ。
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