今庄板取の謎の穴
なんだあれ!?
まさに第一声はこれでした。
何度も通ったことのある道。
しかし油断はそういうところにこそあるのだと再認識させていただきました。
偶然通りかかり、急遽スーツ探索した物件。
ぜひご覧ください!
レポスタート!
奥の上り坂を登りきれば木ノ芽峠トンネルを越えて敦賀市に入る、市境エリアです。
交差点を右に曲がれば今庄365スキー場。
しかし今回見つけたものはこちらではありません。
左向け左!
ウソだろ・・・
穴開いてやがる!!
ちょっと待て!
ここに穴がある理由がわからない!
そこに至るまでに橋までかかってやがる!
これは久々に見た正統派の謎の穴だ。
なんなんだお前は!
ただ実はこの穴、後々その正体が判明します。
地図を見るとわかっちゃうので地図は最後に。
さぁ皆さんも考えて見ましょう。
まずは橋だ。
工事用の橋ではなく列記とした橋。
それも割りと新しそうな印象を受けます。
小足谷橋
わざわざ名前を書いてある辺り、一時的なものではなく恒常的に見られることを想定しています。
いったい何がしたかったんだろう。
こあしだにばし
やっぱその読み方でいいんだよね。
こういう字って時折フェイントかけてくるから侮れないんだよ。
もう一つは基本に忠実に川の名前。
孫谷川は九頭竜川水系の中でも最も嶺南に近い水源です。
孫谷川(まごたにがわ)
まぁ納得の読み。
橋は新しい感じなので、これ以上語ることはありません。
実際気になるのはこの先。
皆さんもそうでしょ?
暗くなってきて写真がぶれる。
今日は貧弱サブカメラですからね・・・。
さぁ振り返る準備は出来てますか?
いきますよ?
マジでトンネルだよ・・・。
それも自動車も通れるサイズの・・・。
これ気付いている人どれだけいるんだろ?
夏なら藪に、冬なら雪に埋まるこの立地が隠し続けてきたんでしょうか・・・。
正対すると同時に気付く点が2つ。
間違いなく車道用である大きさ
これは疑いの余地がありません。
そしてもう一点。
閉塞確認
完璧に閉塞しています。
落盤などではなく、コンクリートでふさがれています。
もともとここまでだったのか、塞がれたのかは判然としません。
しかし穴はもう一つある。
左もチェックしなければ!
立ち入りは無理だな・・・。
一目で総判断できる鉄壁の柵。
これはむしろ・・・、何らかの現役の匂いがするな・・・。
こちらはかなり奥行きがありました。
奥にはいったい何があるのか。
まさかの坑道???
この地図を見てピンと来ました。
皆さんもわかりますよね。
この穴の正体は・・・、
北陸トンネル板取斜坑
(いたどりしゃこう)
やはり現役施設に繋がっていましたか。
これは絶対入ったらあかんやつです。
しかしこんなところにこんなものがあったとはまったく知りませんでした。
鉄道系の方々は知っていたのかしら?
ほかにも斜坑2つ、縦坑1つがあるみたいですので、別途探索してみたいですね。
以上、今庄板取の謎の穴改め「北陸トンネル板取斜坑」編
0コメント