旧国道27号 丹後街道 旧粟野村 前編

全国区から一気に超ローカルネタに(笑
まぁそれも当ブログの特徴ということでご容赦願いたいと思います。
今回は敦賀編美浜編の合間を埋めるレポです。
まぁ僕の少年時代の地元全開です。
今は海側に住んでますが、昔は山の子だったんですよ。

何はともあれ、ご覧頂きましょう。
レポスタート!
ここは福井県道225号敦賀美浜線、粟野の民からは「旧27」とも呼ばれる道です。
旧国道にはありがちな名前ですが、地域に根ざした道である証拠ともいえますね。
そしてここまでが前回、紹介した区間。
奥のバイパスから先は未知の区間となります。(当ブログではね)

国道27号金山バイパス

個人的にはこのバイパスから奥が粟野の領域だと感じています。
もちろん厳密には違いますし、実際今いる野神地区も粟野村域です。
しかしこの辺りが昭和12年まで存在した敦賀群7村の村境エリアでした。
ここより南は粟野村、北は松原村、東は中郷村、北東に行けば旧敦賀町もすぐそこです。
金山バイパスを潜ると野坂山の麓、粟野村のエリアに本格突入です。
見慣れすぎて判断付きませんが、これは田舎の光景ですよね。
町じゃあないな。
なんか変なところで写真撮ってるな。
旧国道らしく概ね真っ直ぐ南を目指します。
このあたりは国道と街道は被っています。
その証拠に・・・。
沿線に名勝があります。

柴田氏庭園(しばたしていえん)

国の名勝に指定されている庭園で1736年頃、地域の豪商であった柴田氏が建造したといわれています。
小浜藩との繋がりが深いこの地域ですから、当然街道筋に庭園を立てるのは自然です。
しかし実際はもう少し西に街道があり、そこまでが庭園だったとの情報もあり、微妙なところ。
怪しい道もあるので、ちょっと調査が必要です。
この辺旧道新道入り乱れすぎてよくわかんねぇ・・・。
桜の美しい柴田氏庭園を抜けると粟野村の中心部を掠めます。
やはりここは左の道が正解かなぁ。
色んな時代の道が入り乱れているんですよ。
この見極めが難しすぎる。
なんせ県道も入り組んでるんだもんなぁ。
どっちも過去レポしてますね。
マニアックながら味付けの濃い道。
馬鹿に出来ません。
まだややこしくする気か。
いや、でもまぁ確かにここが繋がると楽になるのは間違いないですが。
市内へのアクセスが絶妙に悪い粟野エリア。
木崎へ真っ直ぐいけるというのは確かに魅力的です。
どういうことかと言いますと・・・、
赤は粟野村の旧村域。
青が今回の旧道探索・・・、とはいってもほぼ現道と変わらないんですが。
そして緑が今作っていると思しき道。

ね?
ここに道が出来ると便利でしょ?
福井県道143号松島若葉線(まつしまわかばせん)、通称木崎通りに直通できる道はやはり理想的です。
というわけで道はどんどん進んで方向転換。
一路西を目指します。
相変わらず交通量は多い。
今でも重要な市内の幹線のひとつです。
この辺の小学校に通っていたので非常に懐かしい(笑
そして不思議な感覚ですね。
まぁローカルな話題で申し訳ないですが。
そして当ブログでも登場したあの橋

粟野橋

実際見るとこんな感じです。
目立たない・・・。
今年は桜の満開が早かったですねぇ。
いい景色です。
探索は4月1日頃だったかな。
正に満開です。
そしてまたあの橋。

金山橋

まだこっちのほうが目立つかな。
それでも意識してないと余裕で見落としますが。
そしてここでこの金山橋を目印にしなければならない旧道に突入します。

これが旧国道!

やっと旧道探索らしくなってきた(笑
手前にも怪しい道はあるんですけどねぇ。
確信が持てなくて・・・。
看板挟んだこっちが現道です。
鋭角菜分かれ道なのでわかりやすくはありますが、周囲の環境も相まって見つけにくい感はありますね。
気にしてないとただのわき道かと思いそうです。
そしてここで、再び県道にぶつかる!

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