馬渕橋

こいつはこれまで何度も通っていた場所で偶然見つけた橋。
この辺りを通るときは大概誰か乗せてるか、若しくは凄い急いでるときなので、こんなとこに目をやらなかったんでしょうね。
それは恐らく気にしていれば誰もが目にすることが出来る位置にあります。
とりあえず、レポスタート!
なんせここ、溜めようもないくらい直ぐ出てきます。
アクセスは非常に容易。
なんせ振り返ればそこは国道27号なんですから。
国道分岐から10秒で現場到着です。

まぶちはし

この表札タイプの親柱でなかなかに古い橋と確信しました。
問題は戦前か戦後か・・・!

昭和29年3月竣工

残念、戦後でした!
昭和29年といえば第5時吉田内閣解散の年、マリリン・モンローとジョー・ディマジオが結婚し来日した年、力道山が活躍しプロレス人気が爆発した年です。
そう考えるとやはり60年という年月は長い・・・。
シンプルな親柱と欄干。
隠れ変態のいる小浜市としては逆に異色かも。
一部木製欄干とかにしてみない?

多田川(ただがわ)

霊峰多田ヶ岳(ただがたけ・712m)を水源とする2級河川の本流です。
かつては北川(きたがわ)の支流でしたが、度重なる洪水被害の為、分流されて独立の河川となっています。
まぁ予想通りの漢字ですね。

馬渕橋

消えかかっているので馬刺しが食べたくなったのは内緒です。
字面だけじゃねえか。
川自体はそれほど大きいものではありません。
この辺りは下流域から中流域の間辺りですかね。
水面からの高さもそれほど高くありません。
下流側は鬱蒼とした藪の中・・・。
浚渫しなくて大丈夫?
そろそろやばい気もしますが・・・。
そして上流側。
そこから見えたからここに来たわけですよ。

舞鶴若狭自動車道(まいづるわかさじどうしゃどう)
小浜インターチェンジ

降りて直ぐ右を見れば直ぐ分かります。
事故にはご注意を。
横から見るとシンプルさの中に力強さの宿るいいデザインです。
このデザインに惹かれて来たわけですから。
こういう市街地で生き残っている古橋、かなり好みです。

シンプルでありながら美しい

こういうさりげなさのある橋、実は少ないかもしれません。
末永く残って欲しいものですね。

以上、馬渕橋編

この道往けば act2

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