第3次三重遠征第2弾 三重県道8号旧道 尾平ー室山間 前編

あの対岸はどうなっているのか。
渡る事のできない橋の痕跡を前に想いを馳せます。
しかしそこはあくまで旧道
現道を使って一気に対岸へ渡ります。

バス停に擬態してやがる!!

これは上手いこと隠れたもんだ。
一見すると気づきません。

そしてここでの問題は直進する道がないということ。
つまり右か左か、どちらかに重複しているということです。
それで目をつけたのが青色で示した道。
住宅地にありながらふらふら南へ向かうこの道は他の道とは違う特徴を示しています。
すなわち古い道の特徴!
ここに向かえ!
ちなみにバス停の名前は「大井手(おおいで)」。
同名集落の西の端です。
今走っているのは国道477号現道、バイパスではない対岸を走る現道です。
旧道とも呼ばれる形ですが、現役ですよ。
バイパスが全線開通していないので、まだ暫くは現役でいれそうです。
そして標的の交差点を発見!
信号もあるので良くわかります。
MINISTOPを目印に右折します!
ふっつぅ・・・・。
拍子抜けするほど普通の道。
これは外れかな・・・。
住宅街の道としては良くできた道ですが、よく見るとちょっと違う。
妙にくねくねしているのです。
川の流れに沿うような道の作りは古い道の特徴。
これはまだ期待できるか・・・。

松本街道(まつもとかいどう)

格は市道ですが、そんじょそこらの主要地方道など相手にならないほど賑わっています。
有名店も多く四日市でも有数の大きな道の一つです。
松本街道の手前では踏み切りに出くわします。

近畿鉄道湯の山線(ゆのやません)

御在所岳(ございしょだけ・1212m)の麓に至る鉄道路線です。
いい感じに狭まってまいりました!
三重県道8号のお決まりの光景!
これこれ、これが見たかった!

そしていい橋キタ!!!


こいつは年代ものだ・・・。

吉田橋(よしだばし)

こいつはよく見ておかねばなりません。
やはり年を重ねた石の親柱はいいものです。
重厚感が違います。
惜しむらくは欄干がガードレールにされちまったところ。
もとはどうだったんだろう・・・。

鹿化川(かばけがわ)

天白川水系の2級河川最大の支流です。
まぁとはいえ、実際はそれほど大きなもんではありませんが。

昭和11年竣工

やはり戦前橋!
しかしやっぱり欄干が残念すぎるな・・・。
まぁ形式自体は単純なガーダーです。
しかし古いのはいいことだ。
それだけでテンション上がる単純な男です。
振り返って一枚。
親柱が無ければ古い橋だとは気づきませんね。
大事にしていただきたい、良い物です。
そしてまだ旧道は続く・・・

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