信越遠征第2弾 国道148号 小谷旧道区間 後編

失意の中、本線を潜り、先を目指します。
まぁ実際、この取りこぼしに気付いたのは帰宅中の富山あたりだったんですが。
富山から長野へ、直接車で行ける道はないわけで・・・。
国道148号はロックシェッドの宝庫。
やはり旧道でも見ることはできます。


ただこれ凄い違和感あるんですが・・・。
原因はわかってます。
もうお気づきですよね?

でかすぎぃ!!

巨人の国かここは。
普段から良くて見るものが巨大になると違和感凄いですね。
これははじめて見ました。
対岸の大糸線も完全防備でこの難所を越えていきます。
姫川は可愛らしい名前とは裏腹な暴れ川。
この広い川幅をご覧ください。
どれだけ暴れるかが容易に想像がつきます。
そしてこちらも日陰の住人へ・・・。
やっぱりこのパターンか。
これだと隧道名が見えないことが多くて、困ることも多いんですが・・・。
こいつの正式名称がやはり良くわからない。
ようやく見つけた文献ではこう載っていました。

湯原東隧道(ゆはらひがしずいどう)

ちなみにこの旧道は塩坂トンネルの旧道にあたり、また別に湯原トンネルも現存しています。
少々ややこしい・・・。
光の関係でまともな写真が撮れない!
いや僕の腕が悪いからですが(汗。
ものの見事に全部ぶれてる・・・。

ちなみに東隧道は延長短くすぐ終わります。
そしてすぐさま待ち受けるのが・・・、

湯原西隧道(ゆはらにしずいどう)

短いくせにカーブして見通しの悪かった東とは対照的に、長いけど直進という優良線形です。
川沿いのショートカット隧道の鑑です。
地図上だと隧道は2本のはずなんですが・・・、奥に何か見えてますね・・・。
どういうことだ?

お前はいったい何者だ!?

最強隧道データベースで調べても載っていない。
恐らく、湯原の隧道群は3つでひとつの湯原隧道というくくりをされていると考えられます。
しかしそれにしても延長が304mじゃ足りない気も・・・。
明かり区間は除外されてるのか?
しかも実質的にはこいつが一番長いという・・・。
それでも120m程度でしょうか。
可哀想なので仮称させていただきましょう。
彼の名前は・・・、

湯原西第2隧道

そう呼ばせてもらいます。
最後もロックシェッドで終了。
扁額もないなぁ・・・。
本当に素性不明な奴だ・・・。
そして国道148号に復帰して、旧道の旅は終了です。
・・・再スタートともいえますが・・・。
2つしか描かれていない隧道群。
ただのミスなんでしょうが、疑っちゃうのが我々の性。
なんせこの辺、色々ありすぎなんだよ!

以上、国道148号 小谷旧道区間

この道往けば act2

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