第2次三重遠征第2弾 明智川拱橋

永らく気にはなっていました。
隣が変態すぎて目立たないかわいそうな橋。
しかしこいつもここで十分に単独でレポできるスペックを持っています。

明智川拱橋(あけちがわきょうきょう)

そう、あいつのお隣さんです。
それではごろうじろ。
レポスタート!
この橋じゃないですよ。
いやはやここに来るときはいつもこんな時間だな。
ここはいなべ市の中心部にも程近い場所。
国道421号から少し外れた田園地帯です。
これが周辺地図。
ここに2つの橋があることが分かります。
このうちの一つはこの業界ではあまりに有名なあれ。
今回はその陰に隠れちゃった可哀相な方をレポします。
見渡せばそこは田園地帯。
あの奥にあんな変態がいるとはなぁ・・・。
まぁ今日はまだこちらではありません。

こっちだ!!!

明智川拱橋(あけちがわきょうきょう)

明智川に架かる拱橋(アーチ橋)。
その名のとおりのお姿です。
近くまで舗装路はあります。
しかしここまで来ると帰りに鬼バックを強いられるので、お勧めはしませんが・・・。
車を停めるところはいくらでもあります。
しかし見事なコンクリート閉腹コンクリートアーチ橋。
大正3年に開通したこの三岐鉄道三岐線北勢線(さんぎてつどうほくせいせん)、当時の施工をそのまま残しています。
(三岐線ではなく北勢線だというご指摘いただきました。
修正いたします。
当ブログ恒例恥さらしとしてそのまま残しておきます・・・)
しかし藪がやばいです。
そしてあえて写真は載せませんよ。
あえて載せませんけど苦情を言いたい。

毛虫銀座ですここ。

しかも一匹一匹がでかいんだよ!
色がグロいんだよ!
草がでかいもんだから、顔の前に現れるんだよ!!

これが撮りたかった・・・

2つ抱き合わせではありますが、ここも土木学会推薦土木遺産のひとつ。
出来れば真下まで往きたかったけど、毛虫には嫌な思い出があるので断念。
また皮膚科通いはご免だよ。
アーチ部はコンクリートブロックを積み上げて作られています。
非常に壮観ですね。
本当なら真下まで行きたかったです。

いいね!!!

近すぎてこれが限界でした。
もうちょっと離れてればさぞや良い写真が取れたことでしょう。
残念ですが、まぁそれ目的ではないんでね。
電車を見送り思います。
ここまで来て見に行かない理由は無いなと。
なんだかんだ毎年一度は来てますが。

しかし単純に電車が撮りたい人たちにはこちらのほうが人気なようですね。
まぁそりゃそうか。
変態に喜ぶのは我らだけですし。
ぐるっと回ってきました。
しかし明智川拱橋はもしかしたら遠くからこそ映える橋なのかも。
近くよりこちらからの光景に惹かれました。
そして・・・、お久しぶりです・・・。

ロッパノ!!

相変わらずのねじれっぷりで安心しました。
これが明智川拱橋がいまいち有名になれない理由。

お隣が段違いの変態すぎる。

全国唯一、コンクリートブロックによるねじりまんぽ

こんな変態がいたんじゃ、素晴らしいコンクリート3連アーチですら霞んでしまうというものです。
美人より変態が取りざたされるのがこの世界ですので・・・。

六把野井水拱橋

詳しくはこちらをご覧ください。
如何に変態かが良くわかるでしょう。
まぁ今日の主役は君じゃないから。
今日はタイミングいいな!!
北勢線を象徴する(と勝手におもってる)黄色い車両。
絵になりますねぇ。
黄昏時がまた良かったな。

いなべ市

三重県最北のまち。
その中には素敵な田園風景と素敵な橋、そして素敵な変態がいました。
もし訪れる機会があれば、是非お尋ね下さい。

以上、明智川拱橋編

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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