下野橋 前編

高時川の吊り橋シリーズ

その中でも最も賞味期限が短そうな橋を今回御紹介します。
まぁ見てもらえればその理由は分かるでしょう。
正直、結構怖かった!
レポスタート!
滋賀県道285号高時川中流域区間。
この辺りではいっつもこういう光景ですので、目印となるものが乏しいです。
しかもここは既に紹介した橋と違い、県道からはほとんど目視出来ません。
ここではこの大味集落入り口を目印にしたほうがいいでしょうか。
こちらは上流側、割とすぐ近くに大宮橋があります。
下流側には2kmほど先に北川橋もありますが、どちらからも見えない位置にあります。
目的地上には駐車場らしき広場があり、そこのこの看板が貴重な目印。
積雪の際に雪を落とすなというメッセージです。
奥に見えているものを考えれば、これは重要な警告です。
やはりワイヤーはこいつにとって最重要な構成物ですから。

荒涼なる冬の川を渡る橋

絵になる橋です。
今、行くからな!!
真っ直ぐに降りるにはいささか急勾配過ぎるので道を探すと、橋に向かって右手に下る道を発見しました。
ありがたく使わせてもらいましょう。
こういう橋だと集落からの道しかなく国道と直接繋がっていないことがあるので、ありがたいですね。
まっすぐ橋に向かって道は続きます。
確かにここに雪が落とされるとテンション緩むでしょうね。
つり橋の中でも最重要な場所です。
それがこの無防備・・・。
やるな・・・。
当然、床板は木製。
手前の板が凹んでるのが恐怖の演出としては完璧です。
うちの娘ちゃんも尻込みしています。
欄干や手すりなんて軟弱なものは一切ありません。
シンプルイズベスト。
ただただ向こうに渡るために存在している橋です。
これまた結構揺れるんだ。
そして揺れるたびに軋むんだこの板が。
この板に本当に体重を預けていいのか。
不安感が募ります。
振り返ればこんな感じです。
県道と吊り橋の位置関係が分かりやすいですね。
そしてこの板はほんとに良く軋む。
そして体重をかけると、

板自体が撓んでいるのが良くわかる

真ん中怖くて歩けない!!
そして微妙に下が見える・・・。
まぁこれくらいは良くあることですが。
むしろサービスですよね。
さてもうすぐ渡りきれそうです。
もう一度振り返ってみますか・・・。

たまらんね!!

後編へ!

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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