おにゅう峠 中編

いよいよ集落を離れ、林道に挑みます。
そしてこの中編からは完全に未知の領域。
何が出てもおかしくありません。
若丹野坂の林道。
まぁ林道の光景はどこも似通っていますが、やはり地域色はあります。
この落石が多く白っぽい山肌は、僕は抜土を筆頭にこのあたりの林道を彷彿とさせます。
帰ってきたんだなぁ、修羅場に。
そして当然のようにダートに。
まぁここまでは予想通りの流れ。
抜土と本当に同じ流れだなぁ・・・。

前回崩落現場到着

この新しいコンクリートの部分が崩れてたんですよ。
ついに行ける訳だ。

あのカーブの向こうへ!!

まぁあんまり変わらんわけだけども。
林道の景色なんてそんなもんさ。
わかってたけど、やっぱり変わらんかったか。
序盤こそ落石が多かったですが、比較的落ち着いている路面状況。
しかし春先って一番雪が荒れてる時期なんだよなぁ。
まぁ轍があるので大丈夫か・・・。
お、橋がある!
遠敷川を何度か渡りながら遡上するのが今回のルート。
まぁあまり気を引く類の橋ではありませんが・・・。
林道らしい猛烈なのぼり。
この時点でだんだんテンションおかしくなってきた!
なんとしても上り詰めてやる!!
断続的に舗装が途切れています。
比較的、安定したダートなのでセレナちゃんでも問題はありません。
むしろ落石のほうが・・。
何個目かのヘアピン。
自他共に認める九十九折れマニアとしてはやはりRの小さいヘアピンは高評価です。
これはいいね!
なんか・・・
雰囲気が変わったんですけど・・・

この雰囲気の変化は怖い。

例えるなら旅人を笑顔で迎えてくれた家人が急に真顔になったような感じ。
いい予感は全くしません。
境界を示すように小さな滝がありました。
夏場は枯れそうですが、冬は結構な水量があります。
小刻みなヘアピンで標高を上げていく林道。
そして少しずつ落石の量が増えてきました。
これは恐ろしい傾向・・・。

恐ろしい!!

石というか岩が路面に!
抜土の悪夢がよみがえる!
そして残雪も現れだしました。
峠までいけるか・・・?
いよいよやばいかという場面も現れだしました。
ここは残雪がまさに1車線幅ギリギリ残して、残ってた箇所。
余裕がなかったので、通過後に振り返って撮影。
むしろここもう通りたくないので、滋賀県に抜けさせてください・・・。
抜土でも見たこの状態。

常にやんわり崩れている

整備大変だろうなぁ。
まぁ公にはまだ冬季通行止め中なんで来てる方は自己責任ですが・・・。
時折新しい路肩を見かけますが、ここは補強したんじゃなくて、

崩れて直した

だけですよね。

久々の橋!

ここで数少ない離合箇所が現れました。
さすがに対向車は0です・・・。
そして再びヘアピン。
もはや何段目の九十九なのかわかりませんでしたが、一つわかったことがあります。

登ればの登るほどあかんくなる道らしい・・・

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この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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