おにゅう峠 前編
この山地の峠にはいつも苦労させられる。
もっと山深いところもありますし、もっと道がないところもあります。
しかしここは相性が悪いといいますか、探索が成功するイメージがもてない。
そんな僕の天敵ともいえる場所。
若丹野坂山地(じゃくたんのさかさんち)
正確には別の2つの産地として分けられるべきですが、ようするに福井県と滋賀県、京都府を隔てている山地のこと。
丹波高原最北部と言い換えても問題ないでしょう。
ここの峠で未済のレポといえば、抜土レポ。
そしてもう一つ、実は未完のレポがあるのです。
林道上根来線レポ
ここには峠があります。
今回の目標はこの林道の峠。
しかしあえて言おう。
相性の悪さは馬鹿にできない
レポスタート!
相変わらず老い先短い県道35号を尻目に、直進こそが僕の生きる道。
さぁ始まりです。
相変わらず居並ぶお地蔵様。
旅の安寧を祈ります。
山の世界は深く遠いのですから。
これから長~くお付き合いすることになる遠敷川(おにゅうがわ)。
雪解け水で水量多目なのが気になるところです。
懐かしの幸橋。
相変わらず華奢な印象ですが、常住集落中ノ畑の生命線です。
末永く頑張っていただかねばなりませんね。
そして現れた僕の大好きなやつ。
今日も轟音響かせてます。
あ、2回目なんであえて踏み込みませんよ。
前回レポも見てもらわなきゃね(笑。
そして登りが始まります。
いよいよ林道らしくなってきましたが、上根来はまだ上。
相変わらずすごいところにあるなぁ・・・。
よく整備された林道を抜けていきます。
林道とはこうあるべきという道が続いていきます。
そして到着、福井県側の最終集落。
上根来(かみねごり)
ここは時が止まったような錯覚に陥る空気感があります。
いや、嫌いじゃないよ。
しかし今日の目的は上根来集落ではなく、そのさらに先にあります。
集落を抜けてさらに登り続けなければなりません。
この辺りまでが集落ということになるんでしょうね。
牛舎が目印です。
この牛舎もいろいろ活用されてるみたいで、整備されていました。
もちろん牛はいませんけどね。
立派な牛舎なんですが。
そしてその傍らには戦いの合図が。
いよいよ始まるわけです。
峠への挑戦が。
この辺りは琵琶湖があるおかげで中央分水嶺がかなり北にせり出しています。
水源としては非常に重要。
琵琶湖枯れちゃうよ。
やはり水量が豊富らしく、滝もありました。
気になりますが、今は先を急ぎましょう。
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