旧北陸本線暗渠群 双子暗渠編

今庄側から北上西進する今回の探索。
第1暗渠から次の地点を目指します。
ここが次の疑定地。
え、なんかあんのかって??
現地ではわかりにくいのですが、地図上では第1よりこちらの方が見分けやすいです。
なぜなら・・・。
川あるからね。
地図にも示されるということはそれなりに大きな川です。
見てのとおり、位置的にはそれほど離れていません。
うむ、川も来てる。
ここに間違いないな・・・。

降下開始!

軽く滑落!
あっぶねえ!
やっぱ俺の脚はまだ完全に回復してないな。
写真の木にスライディングかまして、どうにかストップ。
気をつけねば・・・。
ただおかげで一気に下ることはできました。
あとは気を付けて下まで行くだけ・・・。
この程度ならどうにかなりそう・・・。

発見!!

瓜二つ!!

大桐第2暗渠

第1と全く同じ顔をした石造り暗渠です。
しかしなぜかここの写真ブレまくっていてまともな写真が無い・・・。
また撮りに行くとしましょう・・・。
しかし美しい石積み。
一切の綻びが見られません。
確かに年季は入ってますが、現役なのです。
それも現役県道の。
さすがの一言です。
川沿いにも素晴らしい石垣が。
明治の治水工事が今も生きているって凄いと思うんですよ。
100年以上前の技術が今も縁の下の力持ちとなっているのです。
さてそろそろ次は反対側!

下りる階段発見!!

保守用なのか何なのか・・・。
この辺はよくわかりませんが、とにかく安全に下りることができました。
ありがたい存在です。

発見!

しかし見にくい!

前髪すっげえ

80~90年代のヴィジュアル系バンドみたいだな。

Toshiってこんなんだったよね。

現代でいうなら米津玄師かも。

・・・あんまりアホなこと言ってると、ガチ勢に怒られるな。

自重しよう。

あ、僕はXも米津さんも大好きです。

LOSERとか結んで開いて羅刹と骸とか最高です。

そしてその横になんか発見!

コンクリート構造物なのは間違いない。

ただ結構でかいけど正体が見えんぞ。

なかなか危険な罠だな

貯水槽みたいな感じでしょうか。

小水力発電のようにも見えますが、明治にそんなものないでしょうし。

これについては机上調査続行ですね。

さて双子のような暗渠から離れてもう少し先へ進みます。

こちらも大きな川がある地点、そこを目指します。

景気よく下っていたらかなり危険な罠に遭遇。

これ足ボッキ―いくやつですよ。

すんでのところで回避しました。。

しかし用水ですかね。

かなり規模は小さいですが。

旧北陸本線を利用しているということは、基本的に路面は築堤上を走っているということ。

そこに並行に掘られた水路ですから、間違いなく用水と考えますが、何のために?

この先に目立った集落はありませんし・・・。

そしてそこから水が集まる場所。

そこが怪しい。

暗渠と水は切っても切れない関係です。

ほら発見!

アーチ型ではなく桁型なのはちょっと残念ですが、立派な石造りです。

これはこれでレアです。

いい感じですね。

周辺には石造りの施設跡。

これが何なのかは僕の知識では判断できませんでした。

それほど大きな施設ではありませんが、どなたかわかる方がいたらご教授願いたいです。

この木材の上に小屋的な施設があったのかはわかりませんが、少なくとも水路部分に関しては今なお稼働しています。

可動部分があって、他の機構があったかはわかりませんが。

周辺の水を集める構造になっているので、この暗渠の流水量は案外多いです。

かなり激しい水の流れで長靴を越流してきました。

さすがに人は通れないな・・・。

ここまで3つは比較的小規模な暗渠といえますね。

大和街道架道橋もくくりとしては暗渠ですが、かなり大きいですからね。

暗渠もピンキリです。


次回、大物現る!

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