第4次三重遠征第2弾 三重県道14号旧道 下村-川北編
皆さん、こちらの写真を覚えておられますか?
県道本線のレポとは逆にたどる今回の探索。
県道14号は本来ここを右折します。
しかし今回僕が向かうべきは直進。
こういう右左折の線形は旧道の存在をにおわせる材料です。
ひとまず地図をご覧ください。
上の写真は三重県道616号ですが、実はこの県道にも旧道区間が存在します。
現道、旧道共に重複する運命にある仲良しさん。
地図を見るとその関係がよくわかります。
いかにも旧道!!
その先の交差点を右に曲がります。
いい感じですねぇ。
石碑発見!!
こいつは古い道だ!!
八風街道(はっぷうかいどう)
江戸時代の四日市から東近江に抜ける街道です。
現在では三重県道26号四日市多度線(よっかいちたどせん)が一般的ですが、ここはあくまでこの道の一部にしかすぎません。
この辺りは用水が多い。
農業が盛んな地域だということもあり、また水が多い土地柄ですので、ある意味見慣れた光景とも言えますね。
落ちたら厄介な用水が狭い道の一角を占めています。
道と用水は用地の関係からか親和性が高い存在です。
よく一緒にいますよね。
ここめっちゃ渋い!
この交差点はなんか好きだ。
凄い絵になる光景です。
左くわなゑ・・・か?
ちょっと自信ないですが、可能性は高いかな。
実際桑名へは至りますし。
いかにも古道という狭さの道、言い換えれば路地みたいな道は変わらず続きます。
他の住宅街の道より狭いくらいなので、判別はしやすくもありますね。
道がちょっと広くなりました。
そしてそこには僕がこの旧道を訪れようと思った理由があります。
海蔵橋(かいぞうはし)
これは渋い橋だ。
間違いなく古い橋です。
海蔵川を渡る橋ですが、河川名が橋にそのまま冠されるのは主力の証です。
やはりかつての街道とみて間違いないでしょう。
親柱は両側変わらずでした。
名残惜しいですが、先へ進みましょう。
もうちょっとじっくり見てもよかったのに・・・。
水田地帯を抜ける旧道。
ここで大きく右に曲がります。
最後に現道にぶつかって旧道は終了。
あの橋がなければ取るに足らない旧道ですが、このような旧道を知って走るか知らずに走るで見える景色は全然違います。
箸休め的に、またやりたいものですね。
以上、三重県道14号旧道 下村-川北編
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