第3次三重遠征第4弾 仁柿峠 そして道は続く編
前回極めた仁柿峠。
しかし峠自体は市境というわけではなく、松阪側に存在しています。
峠集落が松坂市に属しているのもその理由の一端かも知れませんね。
集落分断するのはさすがに乱暴ですし。
つまり峠を下るとまず目に入るものは・・・。
津市(つし)
1級河川、雲出川(くもずがわ)の源流にほど近い位置に架かる橋がその場所でした。
この辺りは立川(たてかわ)と呼ばれています。
橋自体はよくある物でしたが、なかなか素敵な立地です。
峠集落は三重県中央部の2大河川である雲出川水系と櫛田川水系の分水嶺となっているのです。
水資源を考えると非常に重要な位置にある峠だということがわかります。
ここがあのバイパスの入り口ですか。
いつか別途レポしてやるからな。
というかもう開通してないよね、大丈夫?(2020年2月現在未通)
狭い。
狭さでいえば松阪側より津側の方が間違いなく狭い。
葉っぱこすっちゃうよ。
両脇に石垣!
しかも右は集落跡っぽいですね。
字としては奥立川でいいのかな。
また別の名前かもしれませんが。
あ、廃村じゃなかったのね。
これは大変失礼しました。
新しめのお宅の脇をすり抜けていきます。
ここは津市ですが、平成の大合併以前は別の自治体でした。
一志郡美杉村(いちしぐんみすぎむら)
もうこの山の光景がその名を示す通り。
神去村??
美杉村じゃなくて??
これ、どうやら映画のモデルになったようで、その際の村の名前が「神去村」だったみたいですね。
犬鳴村とか八墓村の類かと思ってちょっとびびったよ。
いっきにランクアップ!!
これはもう貰ったな。
ここから落ちることはないでしょう。
快走路はおそらくここまで仁柿峠バイパスの整備が続いているということでしょう。
2020年現在はこの道がもっと続いていると予想されます。
昔はこの区間もきっと峠上部と変わらなかったのでしょう。
利便性は上がりましたが、やはり趣はなくなりましたね。
まぁ仕方のないことですが。
美杉村はその名の通り、山深い土地です。
こういう交通インフラの再整備は今まさに進んでいる真っ最中なのでしょう。
酷道も減っていく運命です。
そして分断国道として名高い国道422号にぶつかって今回のレポを閉じたいと思います。
ちなみに422号とはここから名張市まで、重複しつつ仲良く進むこととなります。
やはり仁柿峠は知る人ぞ知る峠でした。
仁柿峠バイパスの最新の開通予定は2020年、今度こそ・・・かな?
以上、仁柿峠編
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