米原大清水の謎の道 前編
僕に初めてヤマビルの恐怖を教えてくれた道。
滋賀県道531号藤川春照線
現役県道という定義を疑う姿を披露してくれた呪わし道。
この県道の探索中、一つの謎の道を発見したのを覚えているでしょうか?
あれは米原側の接続点を探すローラー作戦中。
僕はキツネにつままれたような感覚に陥りました。
それがこの道。
進入ししばらく歩くと・・・。
元の道に戻っちゃった・・・。
謎のU字の道。
今回はそこを覗いてみたいと思います。
目的不明の車道廃道
これでは呼びにくい。
ここはこう呼ばせてもらいましょう。
大清水の謎の道
レポスタート!
約1年ぶりの邂逅。
今日は晴れてる。
というかここ数日晴天続きです。
同じ場所にとどまり続けなければヤマビルは大人しそうだな・・・。
相変わらずの部分的な舗装。
これがこの道の謎を一層深めています。
ここが林道や作業道だった場合、この付近で舗装林道なんて数えるほどしかないにもかかわらず、そのうちの一つが廃道となっているということになります。
いったいどういう経緯で・・・?
廃道全開
いやぁ春の廃道は心地いいなぁ。
クモも少ないし、ハチもここは少ないです。
ヒルさえいなけりゃ長居したい廃道です。
道の状態を非常によく残した部分。
ここだけ見ると完全に廃林道です。
ただしここではまだ僅かに、現役県道の可能性も残しているので油断なりません。
ゆるやかにカーブを描いています。
このカーブはほぼずっと続いています。
要するにÙターンは始まっているのです。
開始からずっと。
いるんでしょうね、ゴミを捨てる輩が。
そんな奴はヤマビルにやられてしまえばいい。
時折うっすらダブルトラックが見える部分も。
ここなんか見えるよね。
最近まで使われてたのか・・・?
まぁかと思えばジャングルもあるんですが。
短い廃道なのにいろんな顔色を持ってます。
しかしそれももう終わりに近い。
ラストの藪漕ぎかな。
気合入れていこう!
倒れてから5年以上とみるべきでしょうね。
いい朽ち方をしています。
木はこうして土に還っていくのです。
命の循環を感じます。
ぶはっ
西から入って東から抜けるこの道。
東側の入り口付近が最も藪が濃かったです。
奥に先ほどの倒木も見えますね。
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