三重遠征第4弾 酷道25号 Revenge 加太越 後編

路面改善!!

前編最後で著しく改善した路面状況。
しかし峠としてはここはまだまだ道半ば。
この先も不安定な道のりが続きます。
一難去ってまた一難。
山側がかなりきてます。
土砂が流入してぬかるんでるわけですが、そこそこの深さがあります。

道幅が広いからと言ってここで離合すると、
ありえないくらい泥まみれになること請け合いです。
国道でこんなに泥まみれになるなんて!!
本レポも登場したこの橋。
実は僕、大間違いをしていました。
2箇所訂正をしたいと思います。

1)鴉山橋と記載していた橋のお名前、

一の瀬橋(いちのせばし)


2)柘植川としていた川のお名前、

加太川(かぶとがわ)


これは結構な大間違い、そもそも亀山側には柘植川は流れていませんし、鴉山池も伊賀市側に存在します。
柘植川は木津川と合流し、桂川にぶつかることで淀川と名を変え大阪湾に流れ出ます。
さすが日本一多くの支流をもつ川、淀川水系ですね。
北では栃の木峠も淀川の源流の一つとされています。ひろっ!

加太川はと言えば、鈴鹿川水系。
伊勢湾に流出します。

これだけでもかなり大きな間違いでしたね。
大変失礼いたしました!
なんか勾配がきつくなってきた気がする・・・。
これ凍るとそこそこ怖いなぁ・・・。
標高が高いこともあり、雪もそれなりの深さがあります。
伊賀は案外雪国ですね。
そういえば初の雪中探索も伊賀だったような・・・。
雪が深まると空も開けてきました。
となれば峠はもうすぐそこか・・・。

今じゃないだろ!ってタイミングで離合箇所がありました。
もうちょっと下の泥だらけの所じゃないかな、必要なのは。
まぁ今は集雪所としていい仕事しています。

いいシルエット!!

この峠は鞍部が広いので(広げたのかな?)、峠っぽい個所がかなり長いです。
しかし峠をピークととらえるならば、ここはまだ峠ではありません。
市境ではありますが・・・。

伊賀市(いがし)

伊賀市は盆地にあるので、峠を求める僕としては頻出も致し方なしな街です。
今後もまた出てくるでしょう・・・。
峠から片側1車線・・・、何とも切ない顔の亀山市・・・。
まぁそんな顔するなよ。
同業者はだいたい、亀山側の方が好きなんだから。

加太越、着。

標高309m、この辺りでは平均的な300m前後の峠群の一員です。
かつて家康もここを通ったのかな・・・?
ルートは違えど、峠はそこ自体が変わらない限り同じ場所ですからね。
ホント、峠だけだったな片側1車線・・・。
意味あったのか?あれ?
工事の関係か・・・。
この架線橋もなかなか気合が入ってますねぇ。
上を走るのはもちろんJR関西本線、ここも昔は隧道方式だったのかな?
こちらが噂の鴉山池。
人口のアースダム(詳しくはこちら)で、この日は雪解け水の流入もあってかかなり水位が上がっていて迫力がありました。
この付近にはこのような溜め池が多くあります。
典型的な片峠である加太越。
伊賀側はほとんど峠道と呼べるものはありませんでした。
県道にぶつかった地点でこのレポを修了としたいと思います。

三重県道50号伊賀信楽線

(いがしがらきせん・レポ未)

地図で見る限り、なかなか面白そうな道なのでまた探索したいなぁ。
この辺りは本当に飽きない立地ですので、また登場すると思われます。

以上、加太越編

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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