旧国道8号第2弾 麻生口ー新道 廃道再び編

前回の崩落現場からの引き返しには15分ほどの時間を要しました。

しかし、それでも僕は知らねばなりません。

今通ったものは道なのか否かを!!

川を挟んで天と地ほどの差がある現道と旧道。

このまま引き下がるわけにはいかない僕は、現道を通って先を目指します。


崩落で寸断した道は必ずある特徴を示します。

双方から対面した廃道が残るという特徴が!!

そこを必ず見つけてやる!

労せず発見!

現道脇に、先ほどと同じように封鎖されたガードレールを発見しました。

封鎖方法が同じということは、対面している2つの平場が同じ廃道の一部だという仮定に繋がります。

しかし・・・こちらもいい感じに茂ってやがるぜ・・・。

完全廃道

ここまで完全な廃道は久しぶり。

ここまで来ると、嫌気がさす以上にテンションおかしくなってくるんですよ。

オブローダーズハイとでもいいますか。

跳ねるようにぐっちょぐちょの路面(だったであろう場所)を越えていきます。

呪われたかのような藪区間を抜けると、道の痕跡を非常によく残すエリアに突入しました。

路面に育つ若木はもしかしたら植林されたものかもしれません。

ここだけ見るとめっちゃいい廃道に見えますが・・・、

終了のお知らせ

ここで道はすっぱりと無くなっていました。

旧道区間はこちらの方が短いですね。

無くなり方は反対側と全く同じです。

ただただ唐突に足下が切れ落ちているというだけ。


僕は恐らく今まで歩いていた区間は廃道だと思っていますが。

正直疑惑が残るのは確か。


廃道であると考える理由

1)現道との合流地点が両端に存在する

2)崖部分と平場部分で舗装が違う(コンクリートとアスファルト)

3)現道がバイパス(築堤による大規模改良工事)なので、旧道の存在が考えられる

4)誤侵入を防ぐバリケードがあり、しかもそれがガードレールである

ただの緩衝地帯と考えられる理由

1)端部が余りにキレイすぎる

2)橋が必要な場面でもその遺構が見られない


皆さんはどちらだと思いますか?

多くのご意見お待ちしてます!

旧道の位置はだいたいこんな感じになります。

道のカーブ的にも合ってるんですよねぇ。

現時点で当ブログとしてはこの平場は旧道として認知させていただきます!

旧道疑定地に気をとられ、ここで1時間近く時間をロスしてしまいました。

だいぶ日は長くなったとはいえ、探索時間は限られます。

この日は3時スタートだったので、実質あと2時間程度でしょうか。

帰りのことも考えると、うかうかしてられません。

現道は飛ばす!!

でもそんな時に限って・・・、

あれ絶対道だよな・・・。

まだ半分も来てないんだぞ。

なんだこの廃道密集度!

嬉しいだろうが!!

しかもよく見たら・・・、石垣ですよ。石垣。

この道、もしかしたらとんでもなく古い道の可能性がある!!

行かないでか!!(著者は敦賀生まれ敦賀育ちです)

本日3回目の廃道との邂逅。

この道は僕に思いもよらぬ発見と苦悩を与えます!

以降、次回!

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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